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アンチェロッティ監督がピックフォードの行為を謝罪


本来であれば、1年でも最も盛り上がる日であるはずのマージーサイドダービー。
激しいプレイがあることは承知していますが、あまりのラフプレイはいただけません。
現実問題として、ファン・ダイクは大きな怪我を負い、チアゴ・アルカンタラもチャンピオンズリーグを欠場した。
いずれも危険な行為によるものでした。

特にファン・ダイクの怪我は深刻であり、私自身は、アンチェロッティ監督が声明を出すべきだと考えてきたのも事実です。
そのアンチェロッティ監督ですが、クラブのオフィシャルウェブにおいてピックフォードの心情を弁明すると同時に、ファン・ダイクへの謝罪をしています。

この件は、Sky Sportsも大きく取り上げており、アンチェロッティ監督は公式に、「本当に申し訳なく思っている」とし、エバートンの全員が、ファン・ダイクが一日も早く回復することを祈っているといった声明を出しています。

Skyによればですが、ファン・ダイクは前十字靱帯を損傷しており、復帰時期は見えていないとされています。
アンチェロッティ監督が声明を出したことには敬意を表しますが、ピックフォードのチャレンジについては、あまりに危険且つ無謀過ぎた。

「ジョーダン(ピックフォード)は、ファン・ダイクの怪我をとても悲しんでいる」と、同監督は述べたそうですが、悲しいのはファン・ダイクであり、家族であり、チームメイトであり、リバプールファンです。

ファン・ダイクは、ご存知のとおりディフェンスが鉄壁なだけではなく、正確で美しいロングフィードを持っており、いるだけで相手を威圧する存在感があります。
この重鎮を欠くことが、リバプールにとってどれだけ痛手か。
ピックフォードに分かるでしょうか。

今回、アンチェロッティ監督が謝罪したことにより、私も気持ちを整理したいと思っていますが、今後ファン・ダイクは手術、リハビリが待っています。
いまこそ支えたいですね。
ファン・ダイクが戻って来るまで、リバプールは勝ち続けて、アンフィールドのマージーサイドダービーでは、リベンジと行きたいところです。
勿論、フェアプレイの中であることは当然です。

ファン・ダイクを長期に失うことは、リバプールだけの損失ではありません。
オランダの人々にとっても悲しい出来事だし、世界最高のセンターバックのプレイを見られない失望感、勿体なさは、世界のフットボールファン共通のもの。
私は、エバートンの選手が怪我をしたときには、エールを送ってきました。
ただ、見返りは求めていません。
次のダービーで勝つのみ!ですね。
文末になりましたが、重ねて何度でもファン・ダイクの無事を祈ります。

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