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ピックフォードのプレイを批判するアドリアン


ゴールキーパー同士の絆は深い。
そのことは、以前も書かせていただいたことがあります。
チームを超えての交流が現実にありますね。
ただ、アドリアンは、同じゴールキーパーであってもエバートンのピックフォードがしたチャレンジを容認することは出来ないと批判しています。

ピックフォードの危険なタックルにより、ファン・ダイクは手術を受けることが決まっており、その後リハビリに入ることになっています。
現時点では、ユルゲン・クロップ監督も復帰時期を言うべきではないという趣旨の発言を会見でしています。
ひとつ言えることは、短期での復帰はないであろうということ。

アドリアンの発言ですが、Sky Sportsへ向けて語ったもので、その中で例えばこんなことも言っています。

Adrian
あれは、非常に悪いポジションでの実に悪いチャレンジだった。
レイトだったしね。
この種のチャレンジをすることは許されないと私は思うよ。
私はゴールキーパーであり、常にゴールキーパーを擁護しているが、このボールの狙い方はフェアではない。
あの状況で、ボールをブロックするチャンスは、彼にはなかった。
他のプレイヤーを傷つけるだけだよ。
プレイをするとき、躯はリスクにさらされている。
許可されているチャレンジもあるが、(ピックフォードがした)この手のチャレンジを受け入れることは出来ないし、プレミアリーグは、この手のチャレンジを受け入れることはない。

同じリバプールに本拠地を置くリバプールとエバートン。
私は、強いライバル関係を抱きながらも、心の底でエバートンをリスペクトしてきました。
しかし、ピックフォードの行為を受け入れることは出来ません。

その人格を否定することはしたくありません。
ただ、仮にもイングランド代表のゴールキーパーであるならば、事後の対応もしっかりとしてほしい。
そう思っています。

リバプールにとって、ファン・ダイクの存在がどれだけ大きいか。
彼には分かっているのでしょうか。

同じゴールキーパーでありながら、思いを言葉にしたアドリアン。
アリソンが負傷している中、一部批判があってもフェアにリバプールのゴールマウスを守っている。
もし、明朝のプレミアリーグでもアドリアンがリバプールの守護神役を務めるならば、彼の背中を応援で後押ししたいですね。
ファン・ダイクの怪我は辛い。
しかし、誰かを恨んだところで、ファン・ダイクの怪我が消えるものではない。
一日も早い回復を祈りたいし、ファン・ダイクのためにも、リバプールは勝ち続けたいですね。

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