あまり、軽々しく言っていいのか迷うところですが、ここまで来ると『クライシス』、リバプールはセンターバックの危機に直面していると言ってよさそうです。
絶対的な存在でありリーダーだったファン・ダイクをピックフォードのラフプレイで長期に失い、その代役を務めていたファビーニョも負傷。
ジョエル・マティプが復帰できたとしても、過密日程を戦って行く中で人数が足りていないことは明らかです。
そこでリバプールは、1月にもセンターバックの補強に動くという報道が後を絶ちません。
これまでにも、センターバックに関しては、リバプールの補強候補と呼ばれるプレイヤーが何人か取り沙汰されて来ましたが、今回Football Insiderが報じるところによれば、1月にもバイエルン・ミュンヘン所属のダヴィド・アラバ(オーストリア)を獲りに行くドアが開かれたと。
今年の夏が来る前からアラバの去就は注目されていました。
バイエルンにとって絶対に手放したくないプレイヤーですが、アラバ自身はバイエルンを退団し、新しいチャレンジをしたいという希望を持っている。
そういった趣旨のことを同誌は報じています。
アラバとバイエルンとの契約は、来年の夏に満了となり、アラバはバイエルンに留まる考えがないと同誌は報じます。
となると、来年の夏になってしまうとフリー・トランスファーであり、1月が来れば、海外のチームとの交渉解禁となります。
フリー・トランスファーで手放すことをバイエルンが避けるならば、1月のうちに移籍を容認する必要がある。
この動きは、ちょっとチアゴ・アルカンタラのケースに似ていますね。
ただ、リバプールにとって重要なのは、1月に新しいセンターバックを獲るにしても、出来る限り早い段階で決めたいということ。
若手にも優れたセンターバックが数人いるリバプールですが、直面する今シーズンにタイトルを狙うならば、やはり1月に信頼できるセンターバックを獲ることは急務かと思います。
それがアラバになるのか。
ここは、チアゴに頼んで、おいでー、おいでーと電話をしてもらいますか。
冗談はともかく、センターバックの危機をチームで乗り切る必要性があるリバプール。
チームが一致団結して乗り越える時ですね。