プレミアリーグ プレイヤー

チームの勝利に貢献したシェルダン・シャキリ


リズムが明らかに変わった。
それは、70分のこと、シェルダン・シャキリとディオゴ・ジョタがピッチに投入されてからでした。
お見事!と言うしかありません。
ポゼッションで圧倒し、試合を終始支配続けるリバプール。
それでも、フィニッシュへ持ち込む回数は多くはありませんでした。

そういった状況下、まずユルゲン・クロップ監督が動きます。
70分のこと、2枚代えを敢行。
カーティス・ジョーンズに代えてシェルダン・シャキリを投入。
ロベルト・フィルミーノの代わりとしては、ディオゴ・ジョタがピッチに送り込まれました。

この2人が入ってから、リバプールのリズムは良くなり、攻撃のシャープさが増しましたね。
スポーツなどで、猛ダッシュを仕掛けるとき、よく「ギアを上げる」という表現が使われますが、シャキリとジョタが入ってからのリバプールは、むしろ「シフトダウンをして回転数を高くし加速を強めた!」という印象を私自身は持ちました。

攻撃のリズムが好転したリバプールは、ウェストハムゴールに襲いかかり、波状攻撃を仕掛けます。
その中で生まれたのがジョタの決勝ゴール。
アシストはシャキリでした。

ゴールを決めたジョタは勿論のこと、シャキリが付けたアクセントも粋でしたね。
戦う意欲が溢れていたように見えたし、いい仕事をしてくれたと思います。

昨シーズンは怪我続きで、ほとんど出場機会を得ることがなかったシャキリ。
去る夏の移籍市場では放出確実とメディアに書かれていました。
それでもシャキリ自身は、リバプールに残ってチャレンジする意思を固めていたようです。
今シーズンは、例年とは違う日程でヨーロッパの大会とプレミアリーグを戦う必要があり、今後もシャキリの力は必要になることでしょう。
久しぶりに元気なシャキリの姿を堪能できた。
そんな思いを抱いた私でした。

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