ジョン・フラナガンが脚光を浴びたのは、当時左サイドバックに負傷者が続き、手薄になったときに、本職ではない左を任され、ファイティング・スピリットあふれるプレイで、しっかりと役割をこなしたときだったと思います。
以来、右に左にと、フラナガンは、気迫あふれるプレイを披露し、プレミアリーグにおけるリバプールの躍進に貢献を果たしました。
素晴らしいシーズンを過ごしたフラナガンは、予備メンバーとはいえ、イングランド代表のトレーニングにも参加し、まさに順風満帆の日々を謳歌しようとしている矢先。
長い負傷離脱の日々が待っていたということ。
飛ぶ鳥を落とす勢いだった若者にとって、突如見舞った大きな怪我は、失意のどん底をもたらしたことでしょう。
しかし今、フラナガンはトレーニングへ戻り、ユルゲン・クロップからの期待も非常に大きいようです。
クロップは記者会見の中で、フラナガンが戻って来たことの喜びを語り、大好きなタイプのプレイヤーだ!という趣旨の発言もしています。
フラナガンは、ウェスト・ブロム戦の後からは、通常メニューのトレーニングを行うそうで、クロップは、「とても楽しみにしている!」と語り、その理由として「私が大好きなプレイヤーだからだ」と明言しています。
この言葉は、フラナガンにとっても、最高に有り難く、嬉しいものでしょうね。
あの躍動感あふれるファイトの塊のようなフラノの姿を、またファンは観ることができる。
嬉しいですね。
それもみな、フラナガンが諦めることなく、日々のメニューをこなし、節制してきたからこそでしょう。
おそらく、周囲の助けもあったはず。
フラナガンが、アンフィールドのピッチに戻って来た瞬間には、大きな拍手で迎えたいですね!
おかえりフラノ!