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ジョタはライバルではなく仲間だと語るフィルミーノ

Roberto Firmino


ボビーはリバプールの至宝。
私は、常々そう思っています。
唯一無二と言ってもいい。
ところでジャーナリストなどは、ロベルト・フィルミーノとディオゴ・ジョタを比較することが多く、「フィルミーノではなくジョタを使った方がいい」という論調があったのも事実です。
私は、以前そのことを「ナンセンスな話だ」と書いたことがあります。

ディオゴ・ジョタは素晴らしい。
それは明らかであり、リバプールにとって素晴らしい補強になりました。
ウルブスからリバプールへやって来て早々にフィット。
決定力の高さは特筆すべきものがありますね。
しかも、ディフェンス面でも貢献が出来る。

リバプールへやって来たディオゴ・ジョタは、公式戦に11試合の出場をしており、実に7ゴール。
新戦力として、これ以上ない結果を出してくれています。
しかも、決めるゴールが、どれも価値あるもの。

しかし、ボビーと比べることは、やはりナンセンス。
プレイスタイルがまったく違うし、特徴も異なりますからね。
当然、チームの中で果たす役割も同列で語ることは出来ません。

リバプールファンならば、誰でも知っていることですが、ボビーの素晴らしさはゴール数で図ることなど出来ません!

ただ、現実問題として、ボビーとジョタを比較する記事や発言は多く、そのことについてボビーが語っています。
これはMirrorが取り上げているもので、例えばボビーは、次のようなことを言っていました。

Roberto Firmino
リバプールには、素晴らしいプレイヤー達がいるよ。
だから、ここでスタートのポジションを得るのは簡単ではなく、私はそれに慣れているよ。
ディオゴは優れたフットボーラーであり、チームの仲間だ。
私達は、週を通じて一生懸命にやっているし、誰を出すのかを決めるのは監督さ。
私と彼の間に個人的な戦いなどないよ。(ライバル関係)
リバプールの攻撃陣は圧巻だ。
私は、世界中のメジャーなリーグでのそれに匹敵すると思っている。
今年は、更に良くなると思うよ。
私にそう言わせるのは感情ではなく、単に統計を見た結果さ。
私は、トレーニングに一生懸命取り組んでいるよ。
フィールドでは、ユルゲン・クロップに言われてことをやっている。
それが私の仕事の哲学なんだ。

ロベルト・フィルミーノは素晴らしい。
ディオゴ・ジョタも素晴らしい。
私は思いますよ。言えるのはそれだけだと。

確かにボビーは、フロントスリーの中ではゴール数だけで言えば少ない。
しかし、ボビーがいることで、リバプールの攻撃は選択肢が増え、機能性を増す。
そのことは、先日のマンチェスター・シティ戦を見ても明らか。
ボビーがピッチにいた時間帯とベンチに下がってからでは、リバプールの攻撃リズムがまったく変わってしまった。

私は、ボビーとジョタは共存できると確信をしています。
繰り返しますが、プレイスタイルがまったく違いますからね。
それにしても、これもリバプールの攻撃陣がより強くなった証だと思います。
いずれ、アフリカの大会が巡って来ることを考えても、リバプールは攻撃陣を確保しておく必要がある。
また、数年後にはやって来る世代交代に備える意味もある。
まずは、レスター戦を見てみましょう!

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