レジェンド

ハッピー・バースデー! スティーブ・ハイウェイ!

Steve Heighway


今回は、多少のセンチメンタリズムに浸る私をお許しください。
1947年の今日、11月25日のこと、スティーブ・ハイウェイはダブリンで生を受けます。
1970年代のリバプールで活躍したレジェンドの誕生日。
ハッピー・バースデー!

1947年生まれですから73歳ですね。
つい先日、惜しまれつつこの世を去ったレイ・クレメンスさんと、ほぼ同世代となります。
当時のリバプールには、ケビン・キーガンがおり、キャプテンはエムリン・ヒューズ、クラブ史上最高のサイドバックとも称されるフィル・ニールも在籍をしていました。

私がリバプールに恋したのはこの時期でした。
スティーブ・ハイウェイは、LFCのクラブ史ではミッドフィールダーとして、その名が刻まれていますが、あくまで私の個人的印象ではウィンガーでした。
左右どちらでもこなせるスキル。
傑出したスピードとドリブルの技術を持った鬼才。

スティーブ・ハイウェイの時代、私はまだ思春期の頃でしたので、記憶を辿るしかないのですが、常にスタメンで出るというよりも、試合途中で投入されて、ダイナミックに試合の流れを変えていた姿が思い出されます。
当時のリバプールで、スタメンを張るのは大変なことでしたから。

それがどうでしょう!
スティーブ・ハイウェイがピッチに入ると、明らかにリバプールが活気づき、攻撃に迫力が加味されるのです。
圧巻でした。

このスティーブ・ハイウェイが、どれくらい人気者で、今もなお慕われているかは、リバプールの応援歌として有名なFields Of Anfield Roadを聴いていただければ分かるかと。

リバプールファン達が歌いあげるスティーブ・ハイウェイの名。

スティーブ・ハイウェイがリバプールに在籍をしたのは1970-1981のこと。
その間、475試合に出場し、76ゴールを記録しています。

また、現役引退後は、リバプールのアカデミーでディレクターを務め、あのスティーブン・ジェラードやジェイミー・キャラガーを見出したのが、誰あろうスティーブ・ハイウェイだと言われています。
リバプールが誇るレジェンド。
黄金時代にアンフィールドを疾駆したスピード・スターでした。

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