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ディオゴ・ジョタとジョエル・マティプの負傷状況について

Diogo Jota


今シーズンは、負傷者が相次いでいるリバプールですが、ここへ来てディオゴ・ジョタが怪我を負い、現地時間日曜日に開催されたフラム戦では、ハーフタイムをもってジョエル・マティプがピッチを後にするという出来事がありました。
2人の状況について、ユルゲン・クロップ監督の言葉がLFCによって伝えられていますので、ここでちょっと触れておきたいと思います。

まず、ディオゴ・ジョタですが、ここでも既に触れたわけですが、チャンピオンズリーグのミッティラン戦で負傷。
やはり膝を痛めていたそうで、ユルゲン・クロップ監督が、フラム戦がキックオフとなる前のこと、Sky Sportsへ向けて語っています。
その要旨、骨格は、次のようなもの。

「しばらく離脱することになるが、手術は必要ない」
手術のことが話題になるとは、やはり軽い怪我ではないことが伝わってきます。
これについては、外科医の判断を仰いだと、ユルゲン・クロップ監督は語っていました。

また、ユルゲン・クロップ監督は、「私達が当初に考えたよりも悪く、その後考えていたよりは良かった」ともしています。
怪我を負ってから、時間が経つにつれ、深刻なものかもしれないという思いがあったことが分かりますね。
実際の離脱期間ですが、ユルゲン・クロップ監督は、次のように述べていました。

彼は、しばらく離脱することになる。
正確には分からないが、一ヶ月か、一ヶ月半、二ヶ月だろうか。

この離脱期間は、事前に出ていた情報と一致します。
ディオゴ・ジョタは、リバプールへ来て以来、絶好調だっただけに、その離脱は痛いものがあります。
ここぞ!という時に決勝点を取ってくれるプレイヤーでしたので。

復帰時期を急いで特定することは良くないと思いますが、目途としては、早くて1月下旬というところでしょうか。
それまでの間、リバプールが攻撃陣をどう構築し、ターンオーバーをしていくか。
一部では、ローン中のハーヴェイ・エリオットを戻すという声もあがっているようですが、その件は、また改めて書きたいと思います。

Joel Matip

次に、ジョエル・マティプの状況についてですが、フラム戦にスタメン出場をし、45分間のプレイをしたわけですが、セカンドハーフからは南野拓実が代わってピッチに入っています。
センターバックを担当したのはジョーダン・ヘンダーソン。

ユルゲン・クロップ監督によれば、ジョエル・マティプは背中に痙攣が起きていたとのこと。
現時点では、重い怪我だとは見ていないようで、LFCは、「トッテナム戦に間に合うことを期待している」と括っています。
ただ、ジョエル・マティプの場合には、怪我からの回復に、どうしても時間がかかるようになって来ており、今回の交代が大事を取って早めにプレイを止めさせたとういことなのか?が問題ですね。

ユルゲン・クロップ監督は、「水曜日にはチャンスがあると思う」と述べていましたが、水曜日とはトッテナム戦のことです。
もし、トッテナム戦に間に合わない場合、いよいよシニアのセンターバックがゼロという状態となります。
その場合には、リース・ウィリアムズ、ナット・フィリップス、ビリー・クメティオ達の出番となることは明らか。
若手の奮起にかけることとなります。

多くの負傷者が出ていますが、今後予備軍が出ないことを祈ります。
プレミアリーグは、相変わらずの過密日程で、ヨーロッパの舞台に出ているチームにとっては、ほとんど休む暇がありません。
この状況で、いかに上手く各プレイヤーに休養を与えることが出来るか。
これからも、まだまだ厳しい日程は続きますので、可能な限り怪我の予防に努めて行きたいですね。

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