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ファビーニョがリバプールでの公式戦出場100試合へ

Fabinho


ファビーニョのことを書いてみたいと思います。
今シーズンのファビーニョですが、チームへの貢献度の高さでいえば、相当高い位置にいると私は思っています。
本来は、ご存知のとおりアンカーを主戦場としているものの、センターバックの危機に見舞われたレッズにあって、ファビーニョがそのポジションで奮闘をしており、プレミアリーグで首位に立つという戦績を残していますね。

モナコからリバプールへとやって来たブラジル代表。
加入当初は、なかなか出番がなく、ベンチにさえ入れない日もありました。
しかし、ユルゲン・クロップ監督がゴー・サインを出すや、リバプールにとって必要不可欠な存在になった。

ファビーニョが中盤の底に入ることで、ジョーダン・ヘンダーソンの自由度も高まり、一列前でのプレイを可能にしましたね。
それを考えると、ファビーニョ効果は実に大きかったと思うわけです。

そのファビーニョですが、日曜日のウェストブロム戦に出場をすると、記念すべきリバプールでの公式戦出場100試合となります。
私は、まずファビーニョはスタメンだと予想をしており、明日には記録達成ではないでしょうか。

ファビーニョは、本来右サイドバックでもプレイが出来るプレイヤーであり、アンカー、センターバックをリバプールで経験したことで、より幅が拡がったと言えるかもしれません。
まずエゴを出すことのないプレイヤーであり、フォア・ザ・チームの姿勢が素晴らしいですね。

いろいろなことがあった2020年。
辛い出来事だと、ファン・ダイクの長期離脱があり、相次いでジョー・ゴメスも怪我。
その穴は、限りなく大きなものがありますが、ファビーニョががんばり、若手にとってもアピールするチャンスが出来た。

チームというものは、こうして層を厚くし、強くなって行くものかもしれません。
昨シーズンのリバプールは、プレミアリーグで独走をし、その強さを知らしめました。
今シーズンもクリスマスを首位で迎えたわけですが、今シーズンも首位にいるということは、より価値が高いもののように私には思えます。
その功労者の1人が、間違いなくファビーニョですね。
100試合出場を祝いたいと思います。

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