移籍関係

リバプールはセンターバックに誰を連れて来るのか


2021年1月が巡って来ました。
それは、フットボール界では移籍市場の窓が開くことを意味します。
リバプールはといえば、何と言ってもセンターバックをどうするか?という課題がありますね。
センターバックの補強が必要ではないのかという声は、早い段階からありました。
まず始めは、デヤン・ロブレンを放出したこと。

デヤン・ロブレンのケースについては、本人の出場機会等々を考慮しても致し方なかったとは思います。
ただ、これによりシニアのセンターバックが3人となったことも事実。
そこに追い打ちをかけるように、ファン・ダイクの長期離脱。

ファン・ダイクは、昨シーズンのプレミアリーグでフル出場を果たしており、文字通りの大黒柱。
彼を失うことが、リバプールにとってどれだけ大きな損失かは、あえて私が説明をするまでもありません。
さらに追い打ちをかけたのが、ジョー・ゴメスの負傷でした。

リバプールは、急場を凌ぐため、ファビーニョを中盤からセンターバックへとコンバート。
ジョーダン・ヘンダーソンがセンターバックを担当した試合もありました。

さらに今、リバプールはジョエル・マティプをも欠いた状況です。
危機的状況であることは否定できませんが、若手のがんばりもあり、プレミアリーグの首位にいる。

リバプールのご意見番とも言えるジェイミー・キャラガーは、1月にはセンターバックを獲得すべき!という論者です。
キャラは、「何も私は、ファン・ダイクを獲ったときのように、£70m-£80mを費やせと言っているわけではない」としつつ、もしファビーニョが怪我をすることがあったならば、もう若手しかいなくなると、現状を危惧しています。

多くのメディアが、リバプールの補強に注目するのも、ある意味必然かと思います。
たとえばSky Sportsは、リバプールは1月にどのセンターバックを連れて来るのかという記事を打ち出して来ています。
あくまで、Skyが取り上げている名前をまとめてみると、次のようなタレントが候補だと。

ベン・ホワイト:ブライトン(イングランド:23歳)
ダヨ・ウパメカノ:RBライプツィヒ(フランス:22歳)
ミラン・シュクリニアル:インテル(スロバキア:25歳)
オザン・カバク:シャルケ(トルコ:20歳)
ペル・シュールズ:アヤックス(オランダ:21歳)
ダヴィド・アラバ:バイエルン(オーストリア:28歳)

リバプールの本命は誰なのか。
それは、まだまだ分かりません。
こうして候補の名前を見渡すと、比較的若いプレイヤーが多いことに気づきます。

最も経験値が高いのはアラバであり、この年齢をどう考えるか?
アラバの場合には、今年の夏でバイエルンとの契約が満了となることもあり、1月での動きがある可能性が報じられています。
あとは、クラブの経営状況や置かれた状況などを思案して、最も現実的なのは誰なのか?というところでしょうか。

1月となりました。
リバプールにビッグニュースが飛び込んで来るのか。
私は、見守ることしか出来ませんが、もしリバプールへ新しい戦力がやって来るならば、心から歓迎したいと思っています。
しばし、今後の状況を注視したいですね。

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