ライアン・バベル。
その名前をご記憶の皆様も多々いらっしゃることと思います。
かつてリバプールでプレイをし、息の長い活躍をしているオランダ人。
オランダ代表では、ジョルジニオ・ワイナルドゥムとチームメイトであり、自身の経験を踏まえながら、ジニはリバプールと契約延長をし残るべきだとしているそうです。
これはエコーが報じているもので、同誌の言いぶりはといえば、「ライアン・バベルがジョルジニオ・ワイナルドゥムに警告を発した」。
直に訳すと、こんなタイトルになっています。
改めて、ライアン・バベルのことをご紹介してみると、リバプールに在籍をしていたのは2007-2011のこと。
その間、146試合に出場し、22ゴールを決めています。
ライアン・バベルは、アヤックスからリバプールへやって来たわけですが、当時の監督はラファ・ベニテス氏。
また、あの頃のリバプールにはディルク・カイトが在籍をしており、オランダの後輩をよく見ていた。
そんなことが思い出されます。
さて、エコーの記事に戻ってみると、ライアン・バベルには、そのキャリアで大きな後悔があるのだとのこと。
それは、リバプールを離れてしまったことだと。
その経験を踏まえ、ジニにはぜひ、リバプールとの契約延長をし、今後も残るべきだとしていると。
同誌が報じているライアン・バベルの言葉には、たとえばこんなものがあります。
私は、ラファ・ベニテス、ケニー・ダルグリッシュの元で、約4年間を過ごした。
ドイツのホッフェンハイムへと去ったことは、私のキャリアで最大の後悔だよ。
唯一の理由は、オランダ代表チームでの場所を維持するため、もっと出場機会が欲しかったということだったね。
ただ、別のチーム、異なるリーグでプレイをするまで、リバプールがどれほど支配的なプレイスタイルであるかに気づかなかったんだ。
私は、アヤックスの中で、実に攻撃的なフットボールをして育って来た。
アカデミーでは、そういう風にプレイをすることを学ぶんだよ。
私がリバプールへ行ったときには、まったく同じだったね。
攻撃的なフットボールをするということは、クラブのDNAとしてあるんだ。
私は、リバプールにあったあらゆる時間が大好きだったよ。
幸いなことに、ディルク・カイトがリバプールにいて、本当に沢山助けてくれたしね。
リバプールのプレイヤーとして、常にスポットライトを浴びても来た。
このクラブは偉大だよ。
アンフィールドでのマンチェスター・ユナイテッド戦で決勝ゴールを決めたことが、私のキャリアにおけるハイライトだ!
リバプールで過ごしたあらゆる時間が愛おしいとするライアン・バベル。
当時のことを思い出すと、ライアン・バベルは勢いのある攻撃的プレイヤーで、ドリブルで仕掛けながらゴールを狙う嗅覚を持っていましたね。
ただ、コンスタントにスタメンを張るには至らず、出場機会に多く恵まれたわけではありませんでした。
ライアン・バベルとすれば、もっとプレイ時間を増やさないと、オランダ代表に呼ばれなくなってしまう。
そんな危惧があったことが明かされました。
しかし、ドイツに移籍をするという判断をしたことを彼は、最大の後悔だとしている。
ライアン・バベルの気持ちがジニに届いたか。
それは、これから私達が見ることになります。