リバプールにすべてを捧げた男。
ダニエル・アッガーを形容するとき、私には、そんな言葉が浮かんできます。
心からレッズを愛し、リバプールのために全力を傾けたデンマーク人でした。
今からちょうど15年前の今日、2006年1月12日のこと、ダニエル・アッガーはリバプールの一員となっています。
レフティのセンターバック。
クレバーでいて、強烈なパンチのあるキックも持っていましたね。
そして何より、ハートが熱かった。
ダニエル・アッガーがリバプールを愛したように、多くのリバプールファンも彼を愛した。
相思相愛とは、こういうことを言うのでしょう。
今日、この日にあたり、ダニエル・アッガーも自身のSNSに綴っています。
15 years ago today I started my journey 💭⚽️. The red shirt gave me everything ❤️. Y.N.W.A pic.twitter.com/TY8UKyMD3r
— Daniel Agger (@DanielAgger) January 12, 2021
ダニエル・アッガーにとっては、旅の始まりだったのですね。
赤いシャルは、すべてをくれたと。
じーんとしてしまう自分がいます。
ダニエル・アッガーの素晴らしさは、その残した数字だけでは語れません。
その上で、リバプール時代のことを書くと、公式戦に232試合の出場をし、14ゴールを決めています。
リバプール時代、大きな怪我に苦しんだこともありました。
それでも立ち上がって来る強さ。
リバプールの副キャプテンも務めた男は、まさに体内に熱く赤い血が流れていたのでしょう。