移籍関係

ユルゲン・クロップ監督はセンターバック補強の可能性を完全には否定せず


日曜日に開催されるウェストハム戦を控えたユルゲン・クロップ監督の会見が、先ほど終わりました。
その中では、センターバックの補強に関する話題も出ており、ユルゲン・クロップ監督は、ある意味当然ですが明言を避けたものの、その可能性を完全には否定しませんでした。
我々は試みるだろうと。

よくユルゲン・クロップ監督が言うことではありますが、適切なプレイヤーがいれば連れて来る。
そうでなければ補強はない。

ただ今回は、試みるとは言っており、現時点で話せることはないとしていました。
決まれば、その時に話せるし、適切な補強が出来なければそういうことだと。

リバプールは、シーズン開幕前にデヤン・ロブレンを放出。
その後、ピックフォードの危険なチャレンジによりファン・ダイクを長期に失う事態に襲われました。
さらに、イングランド代表合流中にジョー・ゴメスが怪我を負い、こちらも長期離脱。
ジョエル・マティプは、以前から怪我がちであり、がんばってくれてはいますが、シーズンを通じて計算が出来るタイプではありません。

ファビーニョがいたからよいものの、本来であればファビーニョはアンカーで起用したいところ。
ファビーニョが中盤の底でプレイできれば、戦術の幅も大きく拡がりますね。

私は、新型コロナウィルスの影響で補強が厳しいとは言いながら、ここまでの状況であれば、リバプールは1月の早い段階で、誰かセンターバックを連れて来るだろうと予想していました。
しかし、それはなかった。
プレミアリーグでは順位を多少落としたものの、まだ混戦状態であり、逆襲は可能です。
リバプールはどう動くか。
あるいは動かないのか。

ユルゲン・クロップ監督のトライするという言葉の真意が分かるのは、もう少し時間が経ってからになります。
ただ、こんな時だからこそ、リバプールを信じたい。
そう思う自分もいます。
プレシーズンの準備も万全には出来なかった中、これ以上の負傷者は避けたいリバプール。
最後まで諦めず、まずは移籍市場の窓が閉まるまでは、望みを捨てずにおきたいと思います。

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