ユルゲン・クロップが、ジョーダン・アイブをハグするときの光景を見ていると、可愛くて仕方ないのだろうなーという感が伝わってきます。
アイブ自身も、ユルゲン・クロップと過ごす日々が、とても快適なようで、自分も含めて若者達にとってクロップは父親代わりのようなものだと語っています。
(JI)
彼(クロップ)は、すっごくいいよ!
人間関係を構築できるんだよね。
ベテランのプレイヤー達は、彼をリスペクトしている。
ぼくのような若いプレイヤー達にとっては、父親代わりだね。
とにかく、彼はすごくいいんだ!
分かるかな?
ピッチ上で、必要以上のプレッシャーを感じることもないしね。
彼がこれまでに、ジョーダン(ロシター)、キャメロン・ブラナガン、コナー(ランドール)そしてブラッド・スミスを起用してきたことを見てもらえると思う。
チームにいる若いプレイヤーからベテランプレイヤーに至るまで、彼は自由を与えてくれるんだ。
クロップのフットボールは、強いメンタリティーをもって走れ!というもの。
しかし、特に攻撃面においては、各プレイヤーの意思を尊重し、自由を与えている印象が残ります。
自由を与えるということは、ある意味、とても勇気を必要とすることでしょう。
それでも、その意味を一番よく理解しているのは、各プレイヤーだと言っていいかもしれません。
監督から与えられた自由こそ信頼。
アイブの言葉を聞いていて、私は、今のマンチェスター・ユナイテッドの状況をふいに思い浮かべました。
極めて自由度の低い、管理されたシステム。
それを考えると、今のリバプールには、フラストレーションも少ないのだろうなと思う次第です。
毎日一緒にトレーニングをし、試合に臨むわけですから、生き生きと、伸び伸びとやったほうがいい。
楽しいほうがいい。
また、アイブが言っているように、しっかりがんばっていれば、若手世代の抜擢もある!という環境は、チームの総合力を活性化させると思います。
これからのリバプールが楽しみです。