プレミアリーグ プレイヤー

今こそアリソンにエールを送りたい

Alisson Becker


マンチェスター・シティとの対戦は、リバプールファンにとって厳しいものでした。
ただ、あれだけ派手にやられれば、むしろ今後へ向けての糧にも出来るというもの。
あくまで良い意味においてですが、開き直ればいいとも思います。
特に、アリソンのことですから、責任を痛感していることでしょう。
今だからこそ、アリソンにエールを送りたいと私は思います。

リバプールが喫した4失点のうち2失点は、たしかにアリソンが絡んだものでした。
しかし、それはアリソン1人の責任ではなく、チームとしての問題でもあると言えると思います。
これまでアリソンには、何度も救われて来ましたし。

フィールドプレイヤーがボールを保持する位置を下げて来て、徐々に苦しくなっても、アリソンがいれば大丈夫とバックパスをするシーンは、これまでにもありました。
そこはアリソンが持っている優れた足元の技術で対応して来た。
今回は、プレッシャーをかけられて、苦しい状況でのプレイの中、上手く行かなかったということかと。

アリソンの場合には、非常に足元が巧みで、自信も持っているから、時にひやりとするシーンもある。
当の本人は、何とも思っていないと思いますが。
ただ、昨日は、ノット・ヒズ・デーでしたね。

まだ、アリソンがリバプールへやって来て間もない頃、あれはレスター戦だったでしょうか?
相手アタッカーを相手にクライフ・ターンをやってしまい、ボールを奪われ失点に繋がったことがありました。
そのことをアリソンはおおいに反省し、プレミアリーグでも極上のゴールキーパーとなった。

マンチェスター・シティ戦?
ライバルを相手に、こう言うのも何ですが、昨日のシティは強かった。
攻守ともに厳しく来ていたし、チームとして一歩足りなかったのだと思います。
勿論、本来リバプールが持っている力を発揮し、ベストメンバーが揃っていれば、ああはいかない。
しかし、それも含めてフットボールです。

アリソンには、今回の経験を糧に、さらに素晴らしいゴールキーパーになってほしいと思います。
失敗をすることもある。
大切なのは、それを成長に繋げられるかだと私は思います。
アリソンは勿論、他のメンバー達も、この悔しさをバネにして、次からの試合で本物のリバプール!
その強さを見せるべく、思いっきり行ってほしいですね。
リバプールのプレイヤー達に笑顔が戻りますように。
フットボールを楽しみましょう。

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