国内カップ戦 プレイヤー

南野拓実はFAカップに出場できず

Takumi Minamino


冬の移籍市場、そのデッドラインデーでサウサンプトンへのローン移籍が決まった南野拓実ですが、さっそくゴールを決めてみせましたね。
ボールを受けるまでの動き、ワンタッチ目、滑っても体勢を立て直すボディ・バランスと、一連の動きがグッドでした。
さらに、特筆すべきはそのフィニッシュ。
あの豪快且つコースも最高なシュートは、どのゴールキーパーでも阻止できなかったと思います。
益々の活躍を私も願い、信じているのですが、リバプールファンにとっても残念なことがあります。

サウサンプトンは、FAカップで5回戦へ勝ち上がっており、日本時間明朝にはウルブスとの試合が控えています。
ところが、南野拓実には出場する権利が与えられないとのこと。
たとえばSky Sportsなども報じています。

言うまでもなく、FAのルールによるもので、タキの場合にはリバプールの一員として既にFAカップでプレイをしているため、異なるチームでの出場は認めてもらえないそうです。
ルールがあってこそのスポーツですから、ことさらに批判をするつもりはありません。
ただ、心では思います。
ああ、タキのプレイを見たかったな!と。

FAカップは、世界最古のカップ戦と呼ばれるように、伝統を重んじる風潮が特に強い大会ですが、時代は変わって来ているし、特に今シーズンは新型コロナウィルスの関係で厳しい状況ですから、ほんの少し柔軟な運用を考慮してくれれば・・・とも思います。
もちろん、そのことはタキのケースに限ったわけではありません。

ただ、リバプールのファンとして、正直なところは、やはりタキがプレイをする姿を見たかった。
本人も、もっともっとピッチに立ってアピールをしたい気持ちが強いでしょうが、その分もプレミアリーグで大活躍をしてほしいですね。

タキの場合には、テクニックが高いだけでなく、プレスにも行けますから、きっとダニー・イングスとのコンビは、対戦するチームにとって厄介なものになるはず。
プレミアで堂々たる成績を残して、大手を振ってリバプールへ帰って来てほしいと思います。

タキが、チャンピオンズリーグにおいて、アンフィールドで躍動したのは、まだ記憶に新しいところ。
あのアグレッシブなタキの姿を思い出して、より強い選手になってリバプールへ帰って来てほしいですね。
FAカップには出場できませんが、これからもタキのがんばりを見つめて行きたいと思います。
がんばれ!タキ!

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