2013年の1月に、インテルからリバプールへやって来たフィリペ・コウチーニョ。
インテルでは、望むほどの出場機会が得られずにいたわけですが、いまやプレミアリーグを代表するスター・プレイヤーになりましたね。
そのコウチーニョが、自身の3年間を振り返り、皆への感謝とクラブに貢献したい!という意欲を語っています。
コウチーニョは、リバプールのプレイヤーとして、公式戦121試合に出場し、21ゴールを記録しています。
昨シーズンあたりから、シュートの壺も会得したように見えるし、これからどんどんゴール数も増えていくことでしょう。
何より、コウチーニョは、常にファンをはじめ、周囲の人々への感謝を忘れないところが素晴らしいと思います。
(PC)
素晴らしい3年間だよ。
まず言いたいのは、ファンやチームの関係者みんなから、あたたかい歓迎をもらったことだ。
ぼくは、クラブにとっても感謝しているし、チームにトロフィーをもたらす助けになりたいと願っているよ。
戦い続けることこそ重要なんだ。
ぼく達は、少しずつ学んでいるところさ。
ここでのフットボールには、大きな違いがあるんだ。
フィジカル的にも、すごく強さが必要だし、よりスピードが必要だね。
だからぼくは、ここへやって来て以来、改善に努めてきた。
ぼく達は、とてもいいポジションにいるよ。
みんなが共通して持っている目標は、トロフィーを勝ち取ることなんだ。
それにぼくは、今シーズンは大きなタイトルを獲れるチャンスがあると思っているよ。
ぼく達は、そのために戦うんだ!
今年こそ、トロフィーを獲得したいね!
いつも思うのですが、若くしてコウチーニョは、本当に律儀者ですね。
これも、インテル時代の苦労を経験したからかもしれません。
また、コウチーニョは、言葉(スカウス)のことについて訊ねられ、まだ良くは分からないとしつつ、「ルーカスはスカウサーだよ」といった発言もし、ほのぼの感も伝えてくれました。
一部では、バルセロナが狙っているという報道がなされていますが、コウチーニョの言葉からは、ファンとクラブのために戦い続けるという強い意志が感じられます。
かつてリバプールの黄金時代には、リバプールの7番ケビン・キーガンと、同時代に活躍したボルシア・メンヘン・グラッド・バッハのアラン・シモンセン(7番)が、よく比較され「小さな巨人」と呼ばれました。
いまや、その愛称は、コウチーニョにこそふわさしい!と、私には思えて仕方ありません。