ファン・ダイクの長期離脱に続き、今シーズンのリバプールは、ジョー・ゴメス、ジョエル・マティプまでをも失っています。
センターバックの危機に瀕した中、1月にはオザン・カバクとベン・デイヴィスを連れて来ましたが、ベン・デイヴィスについては、いまだ出場がありません。
そこで台頭して来たのがナット・フィリップスでしたね。
ナット・フィリップスは奮闘していると思うし、特に空中戦での強さは特筆すべきものがあります。
オザン・カバクとのコンビネーションも徐々にフィットして来ており、何より大きいのは、ファビーニョをアンカーで使えるようになったこと。
そのナット・フィリップスですが、ハムストリングに問題を抱え、先日のリーズ戦ではメンバー外になっていました。
では、本日開催されるニューカッスル戦はどうなのか?
ユルゲン・クロップ監督が、会見で明かしたところによれば、ニューカッスル戦には間に合わないそうです。
欠場が確定しており、復帰までには、もう少し時間が必要だということに・・・。
となると、ニューカッスル戦でリバプールは、誰にセンターバックを任せるのか?
無難な人選という意味では、再びファビーニョを最終ラインに戻すという選択が考えられます。
あるいは、オザン・カバクの相棒として、若手のリース・ウィリアムズを抜擢するか?
最終ラインだけの安定を見れば、ファビーニョの方が一日の長がありそうです。
一方で、それをやった場合、当然ながらファビーニョがアンカーから外れることになります。
中盤域での活力を重視し、ファビーニョをアンカーに据え置き、リース・ウィリアムズをセンターバックで使うことも可能性ゼロではないと思います。
ここは、当然ながら、ユルゲン・クロップ監督の判断ですね。
ナット・フィリップスは、突然と言っていいほど、一気に出場試合数が急増した環境となり、日々ハードワークを続けて来ました。
知らず、知らずのうちに、フィジカルに負荷がかかっていたと思われます。
まずは、ナット・フィリップスの問題が軽傷であることを祈るし、ニューカッスル戦をどう乗り切るか!
中盤、前線から果敢にプレスに行き、前目から潰しに行くリバプールのスタイルを実現できるか。
見極めたいと思います。