プレミアリーグ 試合日程・結果

リバプール対クリスタルパレス戦の結果と感想


先程、プレミアリーグの最終戦、リバプール対クリスタルパレス戦が終了しました。
絶対に勝たなければいけないという試合は、どのチームにとっても難しいものだと思います。
そんな中ではありましたが、リバプールが2-0のクリーンシートで勝利!
チャンピオンズリーグ出場権獲得を決めています。

まず、得点経過については、次のとおりです。

■36分:サディオ・マネ
■74分:サディオ・マネ

クリスタルパレス戦を得意とするサディオ・マネですが、今日は心なしか、伸びやかにプレイをしているように見えました。
これもコップ効果でしょうか。
サディオのゴールが、リバプールに勇気を与えたことは言うまでもありません。

まず、先制ゴールですが、左からのコーナーキックが起点となりました。
キッカーは、アンディ・ロバートソン。
ロボが入れたコーナーキックをリース・ウィリアムズがヘッドで背後にそらし、ロベルト・フィルミーノが触れたボールをサディオが躯を倒れ込ませながら、相手ゴールへと押し込みました。
ゴールへの執念が見られた瞬間。

サディオにとっての2ゴール目は、カウンターからの展開。
右サイドをドリブルで上がったモハメド・サラーは、一端スピードを落とし、味方の上がりを待ちます。
タイミングを見て、ボールを動かし、左から上がってきたサディオが、狙い済ましたシュートでゲット!
ボールをもったサディオは、一端止まったようにも見え、完全にシュートコースを決めて放ったシュートだったと思います。

ポゼッションで大きく上回ったリバプールでしたが、こういう試合展開で、なかなかゴールが生まれないこともありましたので、今日はプレッシャーもあったであろう中、よく決めてくれました。
ファーストハーフには、まずナット・フィリップスが、続いてリース・ウィリアムズがこめかみのあたりをカットし、2人揃って出血というシーンもありました。
傷だらけでがんばるセンターバック。
まさに、今シーズンを象徴するかのような光景でしたが、2人とも大事には至っておらず、90分間のプレイをしています。

また、今日の試合では、ジョルジニオ・ワイナルドゥムのことにも触れなくてはいけません。
ゲーム・キャプテンを務めたジニは、77分にジェイムズ・ミルナーと交代をするまでプレイ。
アンフィールドのファンからの拍手に包まれてピッチを後にしました。

ベンチに帰って来るジニを抱きしめるユルゲン・クロップ監督、コーチ陣。
さらに、会場へ来ていたファン・ダイクとのハグ。
あの光景を見れば、まずラスト・マッチだったことが分かります。

チャンピオンズリーグでのバルセロナ戦。
あのときのジニは、凄かった。
本当に、地道にハードワークをしてくれるプレイヤーでしたね。

さて、文末に近くなりましたが、他会場での試合、レスター対トッテナム戦は、2-4でレスターが敗戦。
アストン・ヴィラ対チェルシー戦は、2-1でチェルシーが敗戦。
よって、リバプールは単独3位でシーズンを終了しました。

苦しかった中、主力の多くを欠く中でつかんだ3位の座、チャンピオンズリーグ出場権。
尊いもののように思います。
これもみな、最後まで諦めなかったプレイヤー達のハートにより成し得たことですね。
アリソンのヘッダーが勢いをつけた。

チャンピオンズリーグ出場権を得ましたので、また来シーズンは、チームを立て直して、タイトルを狙いに行きましょう!
今シーズンもありがとうございました。
リバプールは、3人の交代枠を使っていますので、そちらをまとめて、この稿を閉じたいと思います。
感謝いたします。

■77分:ジョルジニオ・ワイナルドゥム → ジェイムズ・ミルナー
■90+1分:ロベルト・フィルミーノ → ディオゴ・ジョタ
■90+1分:アンディ・ロバートソン → アレックス・オックスレイド=チェンバレン

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