センターバックを中心に、主力の負傷、長期離脱が続いたリバプールですが、その影響は攻撃面にも及んでいたと私は考えています。
そんな中にあってモハメド・サラーは、プレミアリーグで22ゴールを決め、最終戦まで、ハリー・ケインと得点王争いを演じました。
そのモーですが、ファンが選ぶプレイヤー・オブ・ザ・シーズンに選出されています。
まずモーに、心からおめでとう!と言いたいと思います。
LFCによれば、モーが最高得票で、2番手がファビーニョ、3番目がナット・フィリップスだったそうです。
ファビーニョは、リバプールが本当に苦しいときに、センターバックを助け、アンカーに戻ってからは、チームを機能させる役割を演じましたね。
ナット・フィリップスに関しては、全力で戦った姿が、リバプールファンの心を打ったものと思います。
モーが決めたゴールですが、プレミアリーグでは22ゴールだと書きましたが、すべての公式戦を通算すると、51試合に出場し、31ゴールを記録しました。
今シーズンの苦しい状況にあって、素晴らしい成果を残したと言えそうです。
また、何度か書かせていただいたのですが、今シーズンのモーは、例年以上にディフェンスの意識も高かったように私は感じていました。
まさに、ファイトした!という表現が適切でしょうか。
モーは言います。
特に、ファンが選んでくれたことがね!
でも、最終戦で勝利し、チャンピオンズリーグ出場を決めたことが、最も重要なことさ。
またモーは、あくまで「チームとして!」ということを強調しています。
自分だけで成果を出したわけではないと。
来シーズンですが、ファン・ダイクやジョー・ゴメス達が戻って来れば、両サイドバックもより活躍できるだろうし、後方からのフィードも精度が高いボールが供給されることでしょう。
モーはもちろん、前線のプレイヤー達がプレイしやすい環境が提供されるだろうと、私は考えています。
モーについては、来シーズンこそ得点王を取ってほしいし、できれば、サディオ・マネなどと良い意味で競い合ってほしいですね。
ここに重ねてモーに、おめでとう!と言いたいと思います。