結果は・・・1-0でリバプールが勝利!
首位のレスターにとっては、今シーズン初のノーゴール試合となり、アウェイでの敗戦も初。
そういった意味では、大きな勝ち点3だったと思います。
決勝点となったのは、63分にクリスティアン・ベンテケが決めたゴールでした。
90分間を総じて、リバプールペースでの試合だったと思いますが、何より勝因は、レスターの攻撃陣に仕事をさせないプレスだったと思います。
相手に前を向かせないが如きプレッシャーをかけ続けた努力が報われた結果ではないでしょうか。
目立つプレイではなくても、要所要所で、ジョーダン・ヘンダーソンが試合を引き締めていたと思うし、レスターにとっては、アダム・ララーナの運動量とその質は嫌だったに違いありません。
現在の首位相手に、クリーンシートで終えたのですから、素晴らしい結果だったと言っていいと思います。
こういった良い試合だっただけに、あえて今後改善してほしいことについて、いくつか触れてみようかと・・・。
まず、センターバックの2人は、負傷あがりとはいえ、当初予想したよりは、コンディションも悪くなかったと思います。
特に、デヤン・ロブレンは、トレーニングに戻ったばかりなのに、がんばりましたね。
ただ、センターバックが繋ごうとするパスをカットされるのは、かなり恐いものがありました。
自陣でのパスは、正確に蹴りたいところです。
次に、シモン・ミニョレですが、今日はビッグセーブもあり、功労者の一人かと思いますが、やはりコーナーキック等、横からの浮き球に対する判断に、ひやりとするものを感じました。
これは、ミニョレだけの問題ではなく、センターバックとの連携面も含めて、早急に対策を練ってほしいですね。
また、ロベルト・フィルミーノに関しては、もうちょーっと、攻撃面でボールに絡んでほしかったな・・・と、率直なところ思いました。
さて、一点心配なことがあるとすれば、ディボク・オリギの負傷ですね。
状況からみて、ハムストリングのような気がいたします。
38分にベンテケと交代し、ピッチをさがったわけですが、それまでの動きは、実に良かっただけに悔やまれます。
これからの過密日程において、オリギまでをも欠くことになると、純粋なストライカーは、ベンテケのみ。
これは正直、辛いところです。
無理は言いたくありませんが、こういったチーム事情の中、ダニエル・スタリッジだけが特別扱いというわけにもいかなくなって来たように思うのですが・・・。
そこは、ユルゲン・クロップの判断ですね。
いろいろ書きましたが、今シーズン見せていたレスターの良い部分をすべて封じ込んだリバプール。
見事な試合だったと思います。