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極めて高い潜在能力を持つイブラヒマ・コナテ

Ibrahima Konate


昨日のこと、リバプールはイブラヒマ・コナテの獲得を発表しました。
フィジカルに恵まれ、スピードにも優れた若手センターバックがやって来る。
コナテは、フランスのソショー、その下部組織で育ち、2017年にライプツィヒへ加入しています。
ユルゲン・クロップ監督は、そのソショー時代から注目して来たことを明かしており、期待感の高さを示していますね。

コナテですが、1999年5月25日生まれ。
つい先日誕生日を迎えたばかりであり、22歳になりました。

その潜在能力、ポテンシャルに関しては、非常に高い評価を得ており、対人に強いだけではなく、スピードがあることが大きな強みですね。
リバプールの場合、ディフェンスラインを上げて戦いますので、ファン・ダイクとジョー・ゴメスが揃っているときには、無類の強さを発揮します。
ただ、昨シーズンでは、その2人ともに怪我を負い長期離脱。
どうしても、ディフェンスラインの背後にロング・ボールを蹴られると、ピンチを迎えるシーンが少なからずありました。

そういった意味では、コナテならば、背走して相手フォワードとの駆けっこになっても勝利することができる。
リバプールに合った補強だと言えそうです。

身長は190cmを大きく上回っており、体躯もがっしりとしています。
空中戦はもとより、足下の技術も高いので、リバプールのセンターバックとして、大きな戦力となることが期待されます。

Ibrahima Konate

コナテに関しては、リバプール以外のプレミア勢も狙っていたと、以前から各種報道で言われてきました。
評価というものは、人によって様々ですが、ライプツィヒでのチームメイトだったダヨ・ウパメカノよりも、能力、才能は上だ!という声も聞きます。

コナテにとって、リバプールに入る良さといえば、まずファン・ダイクがいることですね。
ファン・ダイクがリバプールへ加入した当初、他のメンバーまで上達したように見えたのは明らかでした。
同じセンターバックとして、コナテが、ファン・ダイクから学んでいけば、将来凄いセンターバックになる可能性を秘めています。

一方、ライプツィヒでの最終シーズンにおいては、怪我に悩まれた日々を送っており、いかに怪我をせず、常に準備が出来ている状態を維持するか。
そこが、コナテの課題といえば課題だと言えそうです。
もう昨年のことになりますが、リバプールはセンターバックの補強に関し、コナテとウパメカノの両方を狙っているという報道が多々出ておりました。

ただ、ある段階で、ウパメカノ獲得は断念したようです。
それでもコナテがいる。
リバプールは、そこを逃さなかった。
コナテの加入により、ジョー・ゴメスも良い意味で刺激を受けるだろうし、新シーズンは、リバプールのセンターバックが面白いことになりそうです。
世界最高のセンターバック陣!
そう称されるチームになってほしいと望むばかりです。

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