ヨーロッパカップ戦

あれから2年 リバプールがビッグイヤーを掲げた日


2年前の今日。
2019年6月1日。
この日が何かといえば、リバプールがチャンピオンズリーグ決勝でトッテナムに勝利し、ヨーロッパ・チャンピオンになった日です。
リバプールにとって、14年ぶり、6度目のヨーロッパ・チャンピオンということに。

14年ぶりと書きましたが、それは、あの名高い名勝負、リバプールがミランと対戦をしたイスタンブールの奇跡と呼ばれた時以来でありました。
スティーブン・ジェラードがキャプテンとして、イスタンブールに奇跡を呼んだ試合は感動的でしたが、それ以来ですから、リバプールにとっては、まさに念願のタイトル。
また、ユルゲン・クロップ監督は、リバプールを2シーズン連続で、チャンピオンズリーグの決勝へ導いていました。

2018年の際には、あのレアル・マドリード戦であり、ほろ苦い経験をしたリバプール。
それを吹き飛ばす優勝でしたね。

チャンピオンズリーグの決勝というものは、実に難しいものがあるのだろうし、やはり歴史と伝統をもったチームが強いことも事実です。
いつか、新しい歴史は創られるものの、やはりヨーロッパの舞台では、リバプールが一枚も二枚も上だった。

また、このシーズンは、準決勝でのバルセロナ戦、そのセカンドレグがハイライトでしょうか。
本当に奇跡的な決勝進出でした。
決して諦めないリバプールのメンタリティーを示してくれた勝利でした。

さて、決勝のトッテナム戦ですが、スコアは2-0でリバプールの勝利。
得点は、次のとおりでした。

■2分:モハメド・サラー(PK)
■87分:ディボック・オリギ

キックオフ早々、サディオ・マネが獲得したPKをモーが落ち着いて決めた先制点。
また、バルセロナ戦といい、トッテナム戦といい、ディボック・オリギの活躍は凄かったですね。
間違いなく、チャンピオンズリーグ制覇の立役者、その1人だと思います。

優勝を決め、顔をぐしゃぐしゃにして、プレイヤー達を迎え、抱きしめる指揮官。
感動的でした。
さらに、ユルゲン・クロップ監督は翌シーズンには、プレミアリーグ制覇にチームを導きます。

2020-2021シーズンは、信じられないような怪我の連鎖が起こってしまいましたが、結果的にチームは3位につけた。
来シーズンへの布石になることでしょう。
ファン・ダイクをはじめとする役者が揃ったリバプールがどれだけ強いか。
目撃したいですね。

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