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アドリアンがリバプールとの契約延長間近に迫る

Adrian


アドリアンがリバプールへやって来たのは2019年のことでした。
当時、フリーになっていたベテランをリバプールが連れて来たものですが、アリソンのバックアッパーとしての位置づけ。
ただ、アリソンはプレミアリーグの開幕戦で怪我を負って長期離脱となってしまい、いきなりアドリアンの出番が巡って来たことは記憶に新しいものがあります。
そのアドリアンですが、34歳になっており、リバプールとの現行契約は、今月末での満了が迫っています。

90minが報じるところによれば、アドリアンは、近々リバプールとの契約延長にサインをすると。
フリーになるということで、レアル・ベティスから誘いがあったようですが、アドリアンは、もう1年リバプールで過ごす選択をしたとされています。

勿論、アリソンのバックアッパーという立場になりますが、アドリアンは陽気で気持ちのいい人物だし、ベテランが持つ安心感がありますから、もう1年リバプールにいてもらうのは良い選択だと私は思います。

一方、リバプールにはカオイムヒン・ケレハーという有能な若手ゴールキーパーがおり、2020-2021シーズンは、序列がアドリアンより上がったと思われる機会が多かったですね。
同誌が伝えるところによれば、リバプールはカオイムヒン・ケレハーを非常に高く評価しており、将来に期待をしていると。
だからこそ、アリソンの控えとして、いつもベンチに置いておくよりも、しかるべきチームにローンで出して、シニアとしての経験を積ませた方が良いと判断をしたと論じられています。

もし、アドリアンの契約が1年の延長であるならば、新シーズンの控えゴールキーパーは彼に託し、その間にカオイムヒン・ケレハーを成長させよう!
そういうリバプールの計画があるのかもしれません。

現代フットボールでは、ゴールキーパー、センターバックの重要性がよく指摘されており、リバプールがビッグタイトルを獲るようになったのも、アリソンとファン・ダイクが入ってからということになります。
仮定の話ですが、本当にカオイムヒン・ケレハーをローンで出すならば、万が一の時に備えて、ローンバックも出来る契約に出来ないものか?
そのへんは、まだまだ決まった話ではないので、もしそういうことが起きたならば、じっくり考えてみたいと思います。
いずれにしても、アドリアンの現行契約は、もうすぐ満了となりますので、ペンを持ってサインをする姿を近々見られるか。
注視しておきたいと思います。

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