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ポルトがマルコ・グルイッチの完全移籍を希望か

Marko Grujic


久しぶりにマルコ・グルイッチのことを書いてみたいと思います。
セルビア代表の彼は、2016年の1月に、レッドスターからリバプールへやって来ることで契約が成立しました。
これは、ユルゲン・クロップ監督が、リバプールの指揮官に就任して、初めての補強でもあり。
大きな期待をかけられていたことは事実ですね。

リバプールに加入する際、グルイッチは、あえて希望を言うとすればとし、「ローンではなく、リバプールでプレイがしたい」と言っていました。
しかし、現実の壁は厚く、ローンでの生活が長くなっています。

グルイッチがローンで出たのは、カーディフ、ヘルタ・ベルリン、そしてポルトであり、2020-2021シーズンは、ポルトの一員としてプレイをしてきました。
ヘルタでも活躍し、それなりの成績を残していましたが、リバプールのファーストチームに入るには至らず・・・。

ミッドフィールダーにして、190cmを超える身長は魅力だし、面白いタレントだと私は思って来たのですが、なかなかレッズでの出番は巡って来ませんね。
そんな中、ドイツからの情報としてエコーが伝えるところによれば、リバプールはグルイッチを完全移籍で放出する可能性があるとのこと。

グルイッチは25歳になっており、この年齢は「もう25歳」とも言えるし、「まだ25歳」とも受け止められますね。
フットボーラーとしては、これからが旬な時期だと思います。

今回の報道によれば、グルイッチ獲得にあたり、ポルトは約£12mの金額を用意しているとのこと。
リバプールとすれば、もう少し高い値で・・・という考えはあるでしょうが、新型コロナウイルスの影響により、どのクラブもお財布が厳しい状況です。
ここまで、ローン生活が続くと、グルイッチ自身も落ち着かないことも事実だと思います。

果たしてリバプールは、いよいよグルイッチ放出に踏み切るのか?
大型ミッドフィールダーとして、大きな期待をもって迎えられたグルイッチ。
この夏における注目点のひとつとなりそうです。

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