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南野拓実へのリバプールのスタンス

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Takumi Minamino


日本人として、初めてリバプールのプレイヤーとなった南野拓実。
2020-2021シーズンの後半は、同じプレミアリーグのサウサンプトンへローンという形で行っていました。
果たしてタキに、リバプールでの未来はあるのか?
リバプールの地元誌エコーは、タキに係るスタンスをリバプールは決めたとしています。

タキについては、サウサンプトンへローンとして加わった際、デビュー戦でいきなりゴールを決めるというインパクトを残しました。
サウサンプトンでの出場3試合目までは、プレミアでブレイクか!と思わせたものでしたが、結果的にサウサンプトンでも絶対的な地位を築くことは出来なかったことが現状です。
しかし、サウサンプトンはタキを必要としており、彼が欲しいとリバプールへ伝えて来ているとの報道もあります。

エコーはといえば、タキは、前線でやるか、それとも10番の役割なのか?
リバプールでの役割がはっきりしていないと指摘します。
それでも同誌は、タキはユルゲン・クロップ監督のプランに入っており、新シーズンはリバプールでプレイをすることになるとの見解を示しています。

タキが最も輝いたのは、今もまだザルツブルク時代にチャンピオンズリーグでリバプールと対戦をした試合だ。
これは、エコーが書いていることですが、本人にとって、それは決して褒め言葉にはならないと思います。

ただ、繰り返しになりますが、エコーとしては、ユルゲン・クロップ監督はタキを戦力として見ており、シーズンを通じてリバプールでプレイをさせる考えを持っていると・・・。
ゆえに、タキにとって、プレシーズンでチャンスが与えられるとエコーは指摘します。

さらに同誌は、タキがオリンピックのオーバーエイジ枠で出場をすることになれば、リバプールで過ごす時間が制約されると報じています。
それでも、タキがユルゲン・クロップ監督にとって必要なプレイヤーであることに違いはないとの見解を示していますが、プレシーズンでのアピールこそが重要だと・・・。

また、タキをリバプールに留める判断について、エコーは大きく分けて2つの要素があるとしています。
まず、1点目は、ディボック・オリギとシェルダン・シャキリの去就が不確実なこと。
彼等が新天地を求めた場合、攻撃のピースが減ることになります。

2点目は、アフリカ・ネーションズ・カップの関係です。
予定どおりに開催された場合、リバプールはシーズン中の同じ時期に、サディオ・マネとモハメド・サラーを欠くことになり、そのときタキの力が必要になるとの見解をエコーは示しています。
もし、エコーの記事にあるように、ユルゲン・クロップ監督が、タキに期待をかけているのならば、ぜひプレシーズンでアピールをして、いつでも行ける!ということを知らしめてほしいですね。
オリンピックという、とても不確実性が高い要素がありますが、この夏はタキの今後のキャリアにとって、重要なものになることは間違いないようです。

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