リバプールのキャプテン。
レッズの14番。
いまやジョーダン・ヘンダーソンは、プレミアリーグを代表するキャプテンになりましたね。
そのリーダーシップは、チームメイトをはじめ、多くの人々から賞讃されています。
今日、6月17日ですが、そのジョーダン・ヘンダーソンの誕生日です。
ハッピー・バースデー!ヘンド!
ヘンドは1990年生まれですので31歳になりました。
サンダーランドからリバプールへやって来たのが2011年のことですので、フットボーラーとして大切な時期をすべてリバプールに捧げて来たと言っていいでしょう。
リバプールは、イングランドのトップリーグ制覇19回という大記録を誇りますが、ことプレミアリーグという点で言えば、そのトロフィーを掲げた初めてのキャプテンがヘンド。
まさに、歴史に名を刻んだキャプテンとなりました。
以前も書きましたが、私がヘンドの姿勢に感銘を受けたのは、事実上の戦力外通告を受けて以降のことでした。
言い方が悪いかもしれませんが、「君はどこへでも行っていいよ」というようなことであり、人というものは、必要とされていないことを知ったとき、そのショックは極めて大きいものだと思います。
しかし、ヘンドはむしろそれを飛躍のバネにした。
これは、言うは易くして、行うは難しことだと私は思います。
逆境にくじけず、むしろ自分のエネルギーとしたハートの強さ。
ヘンドは、まさに努力の人。
失意のときも諦めず、努力を積み重ねたことで、リバプールの主力に定着もしました。
スティーブン・ジェラードが、自分の後継者として、リバプールのキャプテンを引き継いだ男。
今、ヘンドはユーロに参加していますが、どうか怪我なく、元気にマージーサイドへ帰って来てほしいと思います。
タイトルを勝ち取るためには、強烈なリーダーシップを必要とします。
ヘンドには、シーズンを通じて元気でいてほしい。
それが、私のささやかな願いです。