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ナット・フィリップスにプレミアの多くのクラブが関心を示す

Nat Phillips


ナット・フィリップス。
おそらくは、多くのリバプールファンが、彼に感謝をしているだろうと私は思っています。
まさに、満身創痍という状態でプレミアリーグを戦っていたリバプール。
特に、センターバックは崩壊状態でした。

それでも結果的に、リバプールはプレミアリーグ3位につけ、チャンピオンズリーグ出場権を獲得。
ここには、ナット・フィリップスの大きな貢献がありましたね。

あの忌まわしいエバートン戦で、ファン・ダイクは全十字靱帯を損傷し、シーズン・アウトとなった。
さらに、ジョー・ゴメスは、イングランド代表合流中に、こちらもシーズン・アウトの怪我。
拍車をかけたのは、ジョエル・マティプまでもがシーズン・アウト・・・。

たまらずリバプールは、冬の移籍市場で、シャルケからローンでオザン・カバクを連れて来ており、ベン・デイヴィスも獲得。
しかし、オザン・カバクもシーズンの最終盤には怪我を負い、ベン・デイヴィスは、一度もピッチに立つことはありませんでした。

ユルゲン・クロップ監督は、その状況でもファビーニョを最終ラインへ下げることをせず、センターバックは、ナット・フィリップスとリース・ウィリアムズに託した。
リースは、非常に若いプレイヤーで、経験値も浅いことから、ナット・フィリップスが引っ張ったことは確かだと思います。

さて、GOALが報じるところによれば、そんなナットに、多くのクラブが関心を示しているとのこと。
その中でも、バーンリーとブライトンがリードしているとか・・・。
また、同誌によれば、ニューカッスルとサウサンプトンも、リバプールへ問合せをして来ていると。

リバプールは、この夏ナットをどうするか?
そのことに、まだ結論は出していないともされています。

あれだけのがんばりを見せ、奮闘をしたナットですので、ファン心理とすれば、留めておいてほしいという方が多数派だろうと私は思います。
一方、新シーズンには、負傷から復帰してくるシニア組がいるのも確か。
ファン・ダイク、ジョー・ゴメス、ジョエル・マティプと。
さらにリバプールは、新戦力としてイブラヒマ・コナテを獲得しています。

ナットの将来は、どこにあるのか。
夏の間に猛アピールをして、ポジション争いを演じるか。
レギュラーが取れそうなチームを選ぶか。
自分の状況は、ナット自身が一番よく分かっているだろうし、しばし今後の動きを注視してみたいと思います。

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