移籍関係

リバプールに浮上するナポリ右サイドバックのフリー獲得説

Elseid Hysaj


この季節ですので、様々なゴシップが飛び交い、メディアは移籍の噂でもちきりです。
代理人が飛ばすネタもあるだろうし、そういう話とどう向き合うか?ということを考えるわけですが、これもフットボールの風物詩と思えば、踊らされてみるのも一興かと思う次第。
さて、今回は、リバプールがナポリ所属の右サイドバック、エルセイド・ヒサイ(アルバニア)を獲りに行く可能性があるという話に触れてみたいと思います。

エルセイド・ヒサイを獲るのは悪い選択ではない。
そういった報道が、ここへ来て出ていることは承知していました。
その件について、エコーも情報めいたものを出して来ましたので、少し触れてみようと思った次第です。

エルセイド・ヒサイがナポリに加入したのは2015年のこと。
当時のサッリ監督に呼ばれたものだとされています。

そのヒサイですが、今月をもってナポリとの契約が満了となり、フリートランスファーに。
代理人の発言を見る限り、ナポリと契約を延長する可能性は、極めて低いと見られている模様。

ひとつ抑えておきたいのは、リバプールがヒサイ獲得に動くという噂ですが、前提として、ネコ・ウィリアムズを放出するというものがあります。
一説には、ネコ・ウィリアムズをリバプールが放出する場合、£10mの値を付けるともされています。

トレント・アレクサンダー=アーノルドという若くして世界に通用する右サイドバックを持っているリバプール。
しかも、トレントはスカウサーですから、ネコが残ったとしても、トレントの影という存在になってしまう・・・。

ネコを放出して、他の誰かを連れて来るならば、売らなくていい。
そういう意見が出るのも当然だと思います。
何しろネコは、幼い頃からリバプールで育って来ましたからね。

噂は噂ですので、リバプールがどう動くのかは分かりません。
ただ、あえてヒサイを獲るメリットをあげるとすれば、ヒサイの利き足は右で、本職は右サイドバックですが、左サイドバックもこなすことができるという点。
アンディ・ロバートソンの稼働率は極めて高く、コスタス・ツィミカスがバックアッパーとして機能しているかといえば、とても残念ながら、本領を発揮できてはおりません。
左右を1人でカバーできる存在は、ちょっと魅力的かもしれません。

リバプールの右サイドバックですが、センターバックが盤石になれば、時にはジョー・ゴメスをまわすことも出来る。
もし、その手を使った場合、ネコの出番はさらに減少してしまう可能性があります。

ネコは、アカデミー育ちだし、私も思い入れがあります。
若い彼を放出することで資金を獲得し、その代役をフリーで獲る。
それをリバプールがやるか?
ヒサイが、ナポリとの契約延長にサインをしなければ、あと数日でフリーとなります。
フリーともなれば、ヒサイは自分の将来をチョイスすることができる。
しばし、見てみたいですね。
リバプールの動きを。

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