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警察が激化するベニテス監督反対運動を捜査に

Rafa Benitez


カルロ・アンチェロッティ監督がレアル・マドリードの指揮官に就任することが決まり、指揮官不在となっているエバートン。
後任として有力視されているのが、かつてレッズを率いたラファ・ベニテス氏ですが、エバートンファンの怒りは激しく、反対運動が起こっていることは、以前にもお伝えをしました。
その騒動ですが、いまも収まっておらず、むしろエスカレートしているようです。
以前、グディソン・パークの外周に、ラファの監督就任に抗議するバナーが取り付けられたわけですが、そういったバナーは、いまやラファが家族と住む家の周辺にも拡がっているようです。

ESPNが報じるところによれば、マージーサイド・ポリスは、月曜日に声明を出し、ラファ・ベニテス家周辺でのバナー設置等について、捜査に乗り出すとのこと。

ラファ・ベニテス一家は、2004年にリバプールの監督に就任して以来、その家を手放しておらず、今も家族で暮らしており、エバートンファンは、「お前が住んでいる場所を知っている」と、SNSでバナーの件などを発信しているとのこと。

エバートンの新指揮官としては、ラファが候補であるという報道は、今も消えておらず、それがエバートンファンの怒りに拍車をかけているようです。
間違いなく、そういった反対行動があることは、ラファも知っているだろうし、さてどうするか?

ここまでファンから歓迎されないならば、ラファには辞退するという選択肢も当然ありますね。
もし、このままエバートンの新監督に就任した場合、チームはまとまるのか。
何やら、エバートンにとっては、不安要素満載という状況になっているようです。

ひとつ、私が思うのは、ラファはリバプールという場所が気に入って、リバプールの監督を辞してからもその家を売却しなかった。
あくまで個人の住居であり、そこでの平穏まで破るというのは、いけないことですね。
しかも、SNSで拡散すれば、ラファの家が特定される危険性もあり、慎むべき行為かと個人的には思います。

リバプールはといえば、昨シーズンのエバートンとの対戦時には、忘れられない事態が勃発しています。
新シーズンには、完膚なきまでに叩く必要がある。
そのチームを率いているのが誰なのか?
今後の推移を見るしかありませんが、繰り返し言えば、家族と暮らす住居近辺にまで騒動を持ち込むことは、決して許されない行為だと、私は思います。

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