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6年前の今日 ロベルト・フィルミーノがリバプールのプレイヤーとなった日

Roberto Firmino


時を遡ること6年前の今日、2015年7月6日。
リバプールに1人のブラジル人がやって来ました。
それがロベルト・フィルミーノであり、ブンデスリーガ、ホッフェンハイムからの加入でした。
ロベルト・フィルミーノは、ボビーと呼ばれ、多くのリバプールファンから愛される存在に。

ボビーがリバプールへやって来た当時の監督はブレンダン・ロジャーズで、任せる役割が、どうもはっきりせず、ボビー本来の持ち味を発揮できていなかったのも事実。
しかし、シーズン途中で、新指揮官としてユルゲン・クロップがリバプールへやって来るや、大胆にボビーの起用法を変え、それがブレイクに繋がった。

ユルゲン・クロップ監督は、あえてボビーを攻撃陣のセンターに配し、併せて偽9番の役割も担わせた。
そのオーダーに、ボビーは見事に応えましたね。
リバプールの9番といえば、点取り屋の代名詞であり、偉大なるお歴々がクラブ史に名を留めていますが、ボビーは、まさに新しいタイプの9番となった。

優れた戦術眼、ボール扱いのスキル、パスも出せれば、シュートも決められる。
それでいて、惜しみなくディフェンスでも貢献をする。
そんなボビーの姿に、リバプールファンは惜しみない拍手を送ります。
覚醒したボビーは、リバプールに欠かせない選手となり、ブラジル代表としても評価を高め重用されることに。

またボビーは、オフ・ザ・ボールの場合でも、ポジション取りを工夫しており、相手のパスコースを消す動きをするなど、目に見えない貢献度も高い。
本当に優れたタレントだと私は思います。

昨シーズンは、決めたゴール数が少なく、多方面から批判もありました。
しかし、ボビーはボビーです。
信じましょう。
必ずや、新シーズンには、リバプールを高みへと引き上げてくれるはず。

2020-2021シーズンが終了した時点で、ボビーはリバプールでの公式戦に292試合の出場を果たしており、その間決めたゴールは87。
新シーズンには、300試合出場の大台に間違いなく乗るだろうし、あっさりと100ゴールも決めたいですね。
私は、控え目に言って、新シーズンのボビーには、リーグ15ゴール以上を期待しています。
周囲を生かすことが得意なボビー。
周りが活性化すれば、今度はボビーにもゴールチャンスが増えるはず。
新シーズン、大いに期待したいプレイヤーの1人です。

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