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ハリー・ウィルソンにブレントフォードが£10mでオファーか

Harry Wilson


夏の季節、フットボール界はユーロで盛り上がり、またメディア上では移籍の噂が後を絶ちません。
移籍といえば、どうしても補強に目が行きがちですが、この夏リバプールからは、数人のプレイヤーが旅立つだろうとも言われています。
寂しいことではありますが、ハリー・ウィルソンも放出が濃厚と見られている1人。

今回、全国紙でニュースになっているとしてエコーが報じるところによれば、ブレントフォードがハリー・ウィルソンに興味を示しており、オファーをする予定だと・・・。
私が説明申し上げるまでもないと思いますが、ブレントフォードはプレミアリーグに昇格して来るチームで、その愛称はThe Bees(ハチ)。
また、大物シンガーであるロッド・スチュワートが、若かりし頃在籍をしていたことでも知られています。

そのブレントフォードですが、エコーによれば、£10mでオファーをする予定だと。
リバプールは£17mほどを希望しているとのことですが、その額には届きませんね。

ハリー・ウィルソンといえば、リバプールのアカデミー育ちであり、私はずっと期待もし、陰ながら応援もしてきました。
ただ、これまでの状況を積み重ねて行くと、リバプールのファーストチームに定着するには、もう一山越えてこないと難しいのかもしれません。

ローンで出る先々で印象的なパフォーマンスを見せてはいますが、どうしてもリバプールではファーストチームに定着が出来ない。
すべての公式戦を含めて、ハリー・ウィルソンは、リバプールのファーストチームで2試合しか出場をしたことがありません。
これは、かなり意外なデータだと思います。

一方で、発想を変えると、こういう考え方も出来そうです。
リバプールに残れば、試合に出る機会が激減し、ウェールズ代表も遠ざかる。
しかし、ハリー・ウィルソンは、ローン先で活躍を続けて来たから、ウェールズ代表にはコンスタントに呼ばれていると・・・。
このへんは、難しいところですね。

プレミア昇格組からすれば、ハリー・ウィルソンあたりは、欲しい逸材でしょうね。
キャリアは豊富ですが、まだ24歳という年齢でもあります。
その反面、同じプレミアリーグのクラブに放出する場合、果たして£10mという金額が妥当なのか?は、議論の余地がありそうです。
もし、どうしても出なければいないのならば、いっそのことレンジャーズへ行って、スティービーの指導を受けてほしい。
そう思うファンもいそうです。
果たして、この夏、リバプールから出て行くのは誰になるのか?
その答えは、まだ出ていません。

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