移籍関係

リバプールのサウール・ニゲス獲得交渉には辛抱強さが必要

Saul Niguez


リバプールの有力な補強ターゲットだと報じられているアトレティコ・マドリード所属のサウール・ニゲス(スペイン)ですが、日々メディアに、その名前はあがっており、この夏における注目を集めている感があります。
サウール獲得レースでは、リバプールがリードしているという報道が多かったわけですが、ここへ来て、異なる見解が出ていますね。
簡単に書くと、バルセロナがサウール獲りに動き始めているという報道が浮上して来ています。

エコーは、Mundo Deportivoの記事を紹介しており、それによれば、リバプールは€40mのオファーを断られたとのこと。
まず、メディアの性質上、どうしてもスペイン寄りのトーンになることは念頭に置いておいた方がよいと私は思います。

また、リバプールとしても、最初のオファーで決まるとは思ってはいなかったのではないか?
これは、交渉事であり、第2段、第3段と手を打つことは普通だと思うし、何も一度断れたからといって、それで終わりということではないと思います。

いくつかのメディアの論調を眺めていると、バルセロナはサウールを獲るために、グリーズマンをアトレティコへ出すことを考えているとされています。
グリーズマンといえば、フットボールとは別の面で、お騒がせになっていますが、日本風に言えばトレードですかね。

リバプールの中盤における補強候補としては、レスターのユーリ・ティーレマンスも取り沙汰されています。
ただ、金額的には、ティーレマンスを獲る方がはるかに高い。
その分、サウールへオファーをする金額を上げるか?
それとも、本当はティーレマンスが本命なのか?

リバプールの中盤に関しては、この2人以外にも補強候補として名前があがっているプレイヤー達がおり、実際、現時点でフロントが、どんな動きをしているか?ですね。
ジョルジニオ・ワイナルドゥムを失った今、やはり現場をあずかるユルゲン・クロップ監督とすれば、中盤に補強をしたいところでしょう。
リバプールの交渉力が試される夏となりそうです。

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