Harvey Elliott
かつて、リバプールでウィンガーとして活躍をしたスチュワート・ダウニング。
２０１１年の夏、アストン・ヴィラからリバプールへやって来たわけですが、当時のスチュワート・ダウニングは、イングランド代表にもコンスタントに呼ばれており、リバプールファンは沸き立ったものでした。
そのスチュワート・ダウニングが、初めてハーヴェイ・エリオットを見たときの驚きを語り、彼はリバプールで成功するあらゆるものを持っていると話したそうです。
これは、スチュワート・ダウニングがAthleticへ向けて語ったもので、ハーヴェイ・エリオットの才能に、大きな感銘を受けているとのこと。
若くして台頭したリバプールのプレイヤーでは、あのラヒーム・スターリングがいますが、スチュワート・ダウニングは、ハーヴェイ・エリオットがスターリングの上に行くかもしれないと見ているとのこと。
今回の報道の中で、スチュワート・ダウニングは、例えばこんなことも言っていました。
私が、ハーヴェイを初めて見たのは、昨年の６月、シーズンが始まる前にクローズドで行われたアンフィールドでの試合だったよ。
彼はまだ１７歳だったが、その年齢にして成熟していたね。
私は、スターリングが１７歳のときのことも憶えている。
スターリングは、才能に恵まれていたが、ハーヴェイほどの試合への理解力や意思決定力はなかったよ。
リバプールのチームへ入るには大きな問いがある。
彼は、モー・サラーやサディオ・マネなどをノックアウトする必要があるからさ。
ただ、彼はペースとパワーに依存する部類ではないから、タイプが異なるね。
彼は、アシスト・メイカーだと言えるだろう。
今シーズンは、彼がベンチから出て、リーグ戦やカップ戦でプレイをする姿を見ることが出来ることだろう。
彼は、間違いなくトップレベルで自分を御する能力、自信、そして強さを持っているよ。
私なら、絶対に彼を使うね。
彼は、素晴らしい選択肢だよ。
スチュワート・ダウニングは、かなり高くハーヴェイ・エリオットを買っていますね。
リバプールで試合に出ることは簡単ではない。
しかし、ハーヴェイ・エリオットの場合には、モーやサディオとはタイプが違うから、素晴らしいオプションになるとスチュワート・ダウニングは言います。
確かに、ハーヴェイ・エリオットがボールを持ったときのリズムは、非常に独特なものがあると思います。
トリッキーさも兼ね備えているし。
本年７月に入り、リバプールとの長期契約（延長）にサインをしたハーヴェイ・エリオット。
その契約期間は５年間とも言われています。
これまで、期待されながら、ローンに出て、そのままリバプールで試合に出られないケースも多々あっただけに、ハーヴェイ・エリオットには、ぜひチャンスを自分の手でつかんでほしいと思います。