サンダーランド戦の結果と感想のところでも、ちょっとだけ触れましたが、この試合の功労者、その一人として、私はナサニエル・クラインの名前をあげたいと思っています。
落ちない運動量。
攻守に手を抜かない誠実さ。
クラインの存在が、右サイドバックに安定をもたらし、相手にとっては脅威になっていると、私は考えています。
そのクラインが、最大限の勝ち点を積み重ねるためには、強固なディフェンスが重要だ!という趣旨の発言をしていますので、一部ご紹介したいと思います。
(NC)
ぼく達が結束してディフェンスできれば、相手にチャンスを与えることはない。
クリーンシートを続けることこそ、ぼく達が、最大限の勝ち点を積み重ねるチャンスになるんだ。
今日は、チームとして良いパフォーマンスが出来たし、勝ち点3を奪った重要な試合だよ。
ぼく達は、勝利に価したと思うしね。
ぼく達は、いいプレイが出来ていたし、もっとゴールを奪う可能性もあった。
でも、クリーンシートで、勝ち点3を取れたからね。
ぼく達には、サンダーランドが深く引いて、カウンターアタックを狙って来ることが分かっていたよ。
だから、その戦略を崩すことが、ぼく達の責任だったんだ。
それは、とても難しいものだったけど、最後までしっかりマネージメントできたね。
また、クラインは、2試合続けて決勝ゴールをあげつつも、周囲から疑問視されるクリスティアン・ベンテケを擁護し、「ぼく達にとって重要なプレイヤーだよ!」と、ベンテケの素晴らしさを力説していました。
クラインといえば、ほとんど休みもなく、代表も含めて試合続きですが、過日のことクライン本人が、「プレミアリーグにウィンター・ブレイクは必要ない!」とまで断言していたことが印象的です。
おそらく、今のクラインは、心身共に充実しているのでしょうね。
試合をすることが楽しくて仕方ない。
そんな状況であるからこそ、自ずと疲れも飛んでいってしまうのでしょう。
ナサニエル・クライン。
リバプールにとって、欠かせない存在にまでなりましたね。