試合日程・結果

リバプール対ボローニャ戦(2試合目)を見て思うこと


ボローニャとの2試合を続けて行ったリバプールですが、今回は、その2試合目を見て、感じたことなどを書いてみたいと思います。
こちらの試合では、アリソン、ファビーニョ、ロベルト・フィルミーノのブラジル代表トリオをスタメンで起用してきましたね。

改めて、2試合目のスタメンについて見ておきたいと思いますが、LFCのグラフィックのとおりとなりました。
タキこと南野拓実もスターターに名を連ねています。

1試合目を2-0のクリーンシートで勝利したリバプール。
この2試合目は、1-0での勝利。
いずれもクリーンシートを達成しています。

決勝ゴールとなった得点を決めたのはタキで、かなり高度なテクニックを要するシュートだったと思います。
タキのゴールは、シェルダン・シャキリのアシストによって生まれます。
前線へロングボールを供給したのがシャキリ。
そのボールをタキは、右足でボレー気味に蹴り、見事なゴールに結びつけています。

背後から飛んで来るボールでしたから、決して簡単なプレイではなかったと思います。
タキは、試合序盤から積極的にプレスにも行っており、この試合でアピールが出来たと感じます。

試合の前半で目立っていたのは、ジョー・ゴメスのフィードであり縦パスでした。
ジョー・ゴメスの場合には、ドリブルで持ち上がることも出来ますが、今日は縦にパスを入れるプレイを意識していたように思います。

また、タキのゴールをアシストしたシャキリには、何か気迫を感じました。
躯も切れているし、コンディションの良さが伝わってきました。
これだけ気持ちの入ったプレイをして、本当に移籍を希望しているのか?とさえ思えるほどに・・・。

さらに、私が注目したのは、左サイドバックを努めたコスタス・ツィミカスでした。
率直に言って、良い出来だったのではないでしょうか。
高いポジションを取れていたし、左足のキックが非常にいいですね。

ツィミカスが供給するクロスは、面白い軌道を描き、スピードがありながら、ぐいっと落ちて来るような質感でした。
このクロスを入れられると、守る方としては、かなり難しそうです。
左足で強烈なシュートも放っていたし、満足の出来映えではないでしょうか。

アリソンの落ち着き、存在感は、やはり頼もしいし、とにかくファビーニョは上手いですね!
さりげない動きの中に、スキルの高さを感じさせてくれました。

さて、リバプールですが、追加点のチャンスがありました。
途中からピッチに入ったベン・ウッドバーンがPKを獲得。
しかし、キッカーを努めたディボック・オリギが、右ポストに当ててしまい、PKは失敗。
こういうことは、プレシーズンのうちに出てしまった方がよいと考えてほしいですね。

この後のプレシーズンマッチですが、遠征先での試合は終了し、あとはアンフィールドでの2試合が残っています。
いよいよプレミアリーグ開幕のときが近づいてまいりました。
開幕まであと2試合。
良いものをつかみたいですね。

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