先ほど、アンフィールドで開催されたフレンドリーマッチ、リバプール対アスレティック・ビルバオ戦が終了しました。
試合結果から書くと、1-1のドローに終わっています。
得点は1点のみでしたが、決定機もつくれており、良いシュートも出ていますので、今日は各選手の状態が確認できてよかったと思います。
先制をしたのはリバプールで、13分にディオゴ・ジョタが左足で決めたもの。
相手ゴールキックからのボールをナビ・ケイタが奪い、サディオ・マネへ!
サディオは、ワンタッチでディオゴ・ジョタへと繋ぎ、ジョタは鋭いキックで蹴り込みました。
その後も何度かの決定機をつくったリバプールですが、追加点には至らず、53分に同点に追いつかれています。
モハメド・サラーもコンディションを上げて来ているし、試合途中からハーヴェイ・エリオットがよくなりましたね。
試合終盤、ハーヴェイ・エリオットが相手ボックス内へ入り込み、ダンスを舞いながら左足で放ったシュートはビューティフルでした。
惜しくもゴールマウスに阻まれましたが、大きな見せ場だったと思います。
サディオは、相変わらず調子がよく、やはりナビ・ケイタの好調ぶりが目に付きます。
この2人が、コンビでプレスをかけに行くシーンをよく見るようになりました。
ただ、私が特筆したいのは、ファン・ダイクのロング・フィードです。
まだまだ、6割くらいだろう・・・と思っていたのですが、ファン・ダイクが放つフィードは美しく、正確無比。
あのフィード、あのキックを見るだけのためにお金を払ってもいい!という人がいても不思議ではありません。
やはり、格が違いますね。
セットプレイの際には、ヘッドでゴールを狙いに行っていたし、ファン・ダイクがいることで攻守ともに活気が出ます。
キャプテンシーをピッチに持ち込めることも大きいですね。
リバプールにとって不安要素が生まれたのは、時間にして42分頃だったでしょうか。
アンディ・ロバートソンが怪我を負ってしまいました。
センターリングを阻止しようと足を出したわけですが、至近距離で強いボールに足を持って行かれたようです。
ロボは、かなり痛そうに倒れ込み、近くにいたナビ・ケイタが心配をして、すぐに飛んで行ったことから、シリアスな怪我か?と心配になりました。
ストレッチャーが持ち込まれたときには、ひやってしましたが、ロボはスタッフの肩を借りながら、自分で歩いてピッチを後にしています。
ロボの怪我がどの程度なのか?
まだ、それは分かりませんが、軽傷であることを祈るばかりです。
開幕戦に出場できるかは微妙ですが、これでコスタス・ツィミカスの放出はなくなったかもしれません。
ジェイムズ・ミルナーも左サイドバックでプレイが出来るし、ユルゲン・クロップ監督がどうするか?
ただ、ロボの傷みが瞬間的なもので、開幕戦に間に合えば、それが一番。
心から軽傷であることを祈ります。
ロボの怪我という不安要素は生まれたものの、どの選手も、それぞれに見せ場はつくってくれたと思います。
あとは、明日の試合で出て来る選手達のコンディションをよく見てみたいですね。
明日は、チアゴとヘンドも出て来るようだし、中盤の層にプラス要素が加わります。