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14年前の今日 フェルナンド・トーレスがリバプール・デビューを飾った日

Fernando Torres


エルニーニョと呼ばれ、多くのリバプールファンから愛された9番。
時を遡ること14年前の今日、2007年8月11日。
フェルナンド・トーレスが、リバプールでの公式戦デビューを飾りました。

もう14年も経ったのですね。
フェルナンド・トーレスが、リバプールへやって来ることが決まったときのこと。
今でも鮮明に憶えています。

リバプールとすれば、念願の本格的ストライカーの獲得でした。
どれほど、リバプールファンが期待したことか。
また、フェルナンド・トーレスも期待を裏切らない活躍をしてくれました。

特に、キャプテンであるスティーブン・ジェラードとのホットラインは、観る者を熱狂させた。
あの頃は、スティービーをはじめピッチにいるチームメイト達が、何とかフェルナンド・トレースにゴールを決めさせよう!という意思のもとプレイをしていたようにさえ感じます。
それだけ大切にされたし、信頼されてもいたのでしょう。

スティービーとのホットラインと書きましたが、ホットラインといえば、同じスペイン人であるぺぺ・レイナとの間にもあったように思います。
ゴールキーパーからのロングボール1本で、フェルナンド・トーレスはシュートまで持ち込むスキルを備えていた。
圧巻でした。

いろいろなことがありました。
ただ、ひとつだけ言える確かなことは、フェルナンド・トーレスが、そのキャリアを通じて最も輝いていたのは、リバプール時代だったということ。
リバプール時代のフェルナンド・トーレスは、公式戦に142試合の出場を飾り、81ゴールを記録しています。
本当は、その数字をもっと、もっと伸ばしてほしかった。
でも、それは過ぎたことです。
あの時の興奮を、あの頃の歓びをかみしめたいと思います。
リバプールの9番に恥じないタレントでした。

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