15年前の今日、2006年8月26日。
この夏、フェイエノールトからリバプールへやって来たディルク・カイトが、リバプールの選手として公式戦デビューを飾りました。
ディルク・カイトがプレイをする姿は、見る人々の胸を打ち、感動を呼びましたね。
それほどまでに、心のこもったプレイをしてくれる選手でした。
2006年8月26日といえば、開催されたのはプレミアリーグ、ホームのウェストハム戦で、リバプールが2-1で勝利をおさめています。
ディルク・カイトが、コップの前で、そのベールを脱いだ時でした。
物事には、ほとんどの場合、例外は存在しますが、ディルク・カイトを悪く言うリバプールファンは、まずいないのではないか?
私は、そう思っています。
それほどまでに、チームのために!という気持ちで、全力でのプレイをしてくれましたね。
ディルク・カイトの大きな特徴は、90分間、運動量が落ちることなく、ハードワークをし続けてくれること。
また、チーム構成によっては、自分の役割が変わることもありましたが、それにも順応してしまうスキル。
本当に素晴らしい選手だったと思います。
フットボールの面白さ、醍醐味は、いろいろあると思いますが、私が思うには、そのひとつには、全力で走る姿だろうと・・・。
その点、ディルク・カイトは、愛される要素を沢山持っていた。
決定力の高さもさることながら、ワイドに出てのアシスト面でも光っていたし、オランダ代表の際には、サイドバックまで試合途中で任されていた。
それでもディルク・カイトは、自分の仕事を見事に完遂していました。
こういう選手は、まずいない。
以前、私はディルク・カイトのインタビューを読んだのですが、将来は指導者になりたい旨を語っていました。
しかし、スティービーがリバプールの監督になるならば、「私は歓んでアシスタントをやる」と言っていたことが、あまりにも印象的。
リバプールを愛した男。
コップから愛された男。
ディルク・カイトは、永遠に語り継がれるリバプールのレジェンドですね!