レジェンド

2人のスペイン人がリバプール・デビューを飾った日


時を遡ること17年前の今日、2004年8月29日。
リバプールでは、2人のスペイン人がデビューを飾っています。
シャビ・アロンソとルイス・ガルシア。
いずれも、今でもファンから人気の高いレジェンドですね。

この2人は、リバプール加入が決まった日も同じで、それは2004年8月20日のことでした。
当時、リバプールを率いていたラファ・ベニテス監督は、積極的に有能なスペイン人プレイヤーをリバプールに呼んでおり、それがあの時代のカラーにもなった。

シャビ・アロンソとルイス・ガルシアが、リバプールでのデビューを飾った試合ですが、プレミアリーグ、アウェイでの対ボルトン戦でした。
以来、リバプールファンと2人のスペイン人との絆は深まり、心の交流が続いて行くことになります。
それは、今も色褪せることはありません。

あれから17年の歳月が流れていますが、彼等と共にいた時代は、つい昨日のことのように思い出されます。
それを思うと、フットボールというものが、どれだけ人々の胸に刻まれるものかということを実感します。

また、この2人は、クラブ史に残る偉業を残しています。
『イスタンブール』と聞いただけで、その時のメンバー達の姿を思い浮かべることが出来る。
イスタンブールの奇跡を起こしたACミラン戦へ辿り着く過程においても、決定的な仕事をしていた姿が印象的。
勿論、シャビ・アロンソもルイス・ガルシアもイスタンブール戦士です!

シャビ・アロンソは、2004-2009の期間、リバプールに在籍をし、210試合の出場を記録。
その間、19ゴールを決めています。

一方のルイス・ガルシアですが、リバプール在籍期間は、2004-2007。
公式戦、121試合に出場し、30ゴールを決めています。

いずれもテクニックに優れ、見ていて楽しいし、それ以上にわくわくさせてくれたし、リバプールファンは、そのプレイに魅了されたものです。
17年の歳月が流れても、ファンは、当時のことを鮮明に記憶しているし、おそらくこれからも語り継がれて行くことでしょう。

シャビ・アロンソ、ルイス・ガルシアともに、今もなおリバプールとの関係を大切にしており、ファンもまた彼等を愛している。
こういう関係性を築けるということは、チームの理想型のように私には思えます。
いつまでも元気で、また機会を見つけて、アンフィールドへ来てほしいですね。
素晴らしいレジェンド達のことでした。

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