Ibrahima Konate
今シーズンのリバプールにとって明るい材料はといえば、シニアのセンターバック達が怪我から復帰をしてきたことですね。
さらに、新戦力としてイブラヒマ・コナテを獲得したし、昨シーズンの経験からナット・フィリップスも成長をしています。
センターバックに関していえば、充実の布陣になっていることは事実だと思います。
新シーズンが開幕し、リバプールはここまで３試合を戦って来ました。
ノリッジ、バーンリー、チェルシー。
３試合で許した失点は１。
いずれもセンターバックには、ファン・ダイクとジョエル・マティプが起用されています。
ユルゲン・クロップ監督の目で見て、現時点でそれがベストだと考えているからに違いありません。
ただ、９月には状況が変わります。
９月におけるリバプールの日程ですが、プレミアリーグの他に、チャンピオンズリーグが２試合組まれており、さらにカラバオカップも組まれています。
いわゆる過密日程に入るわけです。
９月は、一ヶ月を通じて過密日程ですが、直近の試合でいえば、プレミアリーグのリーズ戦ということに。
リーズ戦から中２日というスケジュールで、リバプールはCLのACミラン戦。
これを考えたとき、９月もファン・ダイクとジョエル・マティプで貫くということは難しいと思うのです。
言うまでもなく、ファン・ダイク、ジョエル・マティプともに昨シーズンの長い離脱から帰って来た選手であり、特にファン・ダイクはオランダ代表に参加した上でのリーズ戦となります。
今回の代表ウイークにおいて、オランダ代表は３試合を戦うことになっており、そこでファン・ダイクがどんな使い方をされるか？
そこも見る必要がありますね。
オランダ代表での出場がどうなるか？で、リーズ戦出場は見送り、ミラン戦に出して来る可能性もゼロではないと私は思っています。
Joe Gomez
目先のリーズ戦、ミラン戦について書きましたが、その後もリバプールは、カラバオカップのノリッジ戦あり、チャンピオンズリーグのポルト戦ありと、９月は非常にタフな日程となっております。
状況によっては、ナット・フィリップスの登用さえあるかもしれない。
ユルゲン・クロップ監督は、当面ファン・ダイクに無理はさせないと常々言って来ました。
ジョエル・マティプも怪我が少ない選手ではない。
ここをどう上手く乗り切るか。
リバプールにとって重要ですね。
ジョー・ゴメスの実力、スキルは分かっているし、コンディションさえ整っていれば心配はありません。
注目はイブラヒマ・コナテ。
あのフィジカルは凄いし、空中戦には絶対の自信を持っているとも言われています。
また、随所で見せる動きからは、瞬間のスピードにも秀でていることが分かります。
フランスの若きタレントがブレイクするか！
せっかくですから、楽しんでみたいと思います。
シーズンを通じて、センターバック陣がコンディションを維持して戦い抜けるようにすること。
昨シーズンのことがありますので、ここを上手くまわして行きたいですね。