リバプールは2失点を喫し、2-0の完封負けに。
試合全体を総じて、攻守共に良い部分を出せなかった試合になってしまった感があります。
現在、リバプールにおける課題は、クリスティアン・ベンテケが生きられるか?
ベンテケを活かせるか?
という部分だと、かねてから考えてきましたが、やはり今日も思うような展開へ持ち込むことは出来ず、リズムに乗れなかったように思います。
ポジショニング、連携、相手ディフェンダーとの駆け引きなど、まだまだ課題解消までには、時間がかかりそうです。
ただ、一点言えることは、ベンテケは良くないと言われつつも、毎試合ピッチに立っている。
やはり、怪我人の多さ、長期離脱の痛手が、ずしりとのしかかっているように思います。
今日の試合に関しては、冒頭でも書きましたが、攻守ともに良いところは見当たらず、結果が出なくても、致し方ないと言えるかもしれません。
それでも、何か一つくらい、ポジティブなことも書きたいところです。
お正月ですしね。
試合途中、61分にアダム・ララーナとブラッド・スミスが投入されましたが、二人は、いい面も見せてくれたと思います。
ララーナのランニングやターンは、チームにリズムをもたらすし、スミスは、あの恵まれた体格でサイドバックをこなしていけるならば、将来的には楽しみな存在になるのではないでしょうか。
いろいろ書いてきましたが、今後もベンテケ一人で、トップを担っていくには、かなり厳しい状況であることは間違いないと思います。
今シーズン中にトップ4入りを目指すならば、冬にストライカー獲得に動く必要性も感じました。
ただし、今シーズンを予備期間として、来シーズンこそ!という大局を見た判断があるならば、話は変わってきます。
あとは、ファンがまだ待てるか?
そのこともクラブとしては留意すべき点かもしれませんね。
今日の試合に関しては、もしかしたら、1月5日(火)に控えているリーグカップ準決勝の対ストーク戦が、プレイヤー達の脳裏に、影を落としていたことも考えられます。
それにしても、今日の試合を観ていると、ダニエル・スタリッジは、自らもっと「どうか試合に使ってくれ!」と、アピールしてほしいな~と思うばかりです。
次、がんばりましょう。