現地時間日曜日には、プレミアリーグ第4節のリーズ戦が控えているリバプール。
ファンが心配をしていたのは、ブラジル代表選手に対する出場停止の処分が強行されることでした。
これまで何度か書いてきましたが、プレミアリーグの各チームがブラジル代表に選手を派遣しなかったことにより、ブラジルがFIFAに制裁を求めていたものです。
以前の記事と重複しますが、出場停止になるのは9月10日~9月14日(火)の5日間で、リバプール目線でいえば、リーズ戦が該当となります。
チームによっては、火曜日のチャンピオンズリーグにもブラジル代表選手を起用できない状況に。
しかし、ここへ来て動きがあったそうです。
BBCが報じるところによれば、ブラジルがFIFAに対して行った制裁要求を取り下げたとのこと。
新型コロナウイルスの感染対策のためにプレミアリーグが採った措置であり、今回は事情が事情ですから、結果的には良識的な結論に至ったと言えそうです。
リバプールが輩出しているブラジル代表ですが、アリソン、ファビーニョ、ロベルト・フィルミーノの3人。
ただ、ボビーに関しては、チェルシー戦で痛めた怪我が完治しておらず、リーズ戦は欠場と見られています。
よって、現実にはアリソンとファビーニョにプレイ機会が認められることになります。
これは大きいですね。
一方、ギリギリでなされた決定ではあり、アリソンとファビーニョが落ち着いてトレーニングが出来ていたか?は、多少気になります。
しかし、彼等は本物のプロフェッショナルであり、試合に出られる可能性が少しでもあれば、準備に余念がなかっただろうと思います。
こういった特殊な事情があった中、クラブと代表の関係をあえて悪化させる必要はないし、今回の判断については、私は支持したいという気持ちです。
素直に朗報と捉えたいと思います。