国内カップ戦 試合日程・結果

ノリッジ対リバプール戦(カラバオカップ3回戦)の結果と感想


先ほど、カラバオカップ3回戦、ノリッジ対リバプール戦が終了しました。
試合は、0-3のクリーンシートでリバプールが勝利し、ネクスト・ラウンド進出を決めています。
大幅にメンバーを入れ替えたリバプールでしたが、今日も3ゴールが生まれ、クリーンシートはやはりポジティブですね。

まず、得点経過については、次のとおりです。

■4分:南野拓実
■50分:ディボック・オリギ
■80分:南野拓実

タキが、先制ゴールを含む2ゴールという結果を出しました。
何よりゴールを決めたことが大きいですが、パスワークも良かったし、アピールが出来たと思います。

試合開始早々にタキが決めたゴールは、左からコスタス・ツィミカスがコーナーキックを蹴り、ディボック・オリギがヘッドを落としてタキ!
このところ、ツィミカスからのコーナーが得点に結びつくシーンが多いですね。

リバプールの2点目は、ディボック・オリギが完璧なヘッドで決めています。
これもツィミカスがゴールに絡んでおり、左サイドの敵陣深くから放ったクロスをディボック・オリギに提供しています。
ヘッダーも完璧でしたが、クロスをあげたツィミカスも素晴らしかった。

リバプールのだめ押し点は、再びタキが決めます。
敵陣でインターセプトしたボールがアレックス・オックスレイド=チェンバレンへ。
オックスレイド=チェンバレンは、近くにいたタキにすかさずボールを渡します。
タキは、ドリブルに入り相手ゴールに迫って行きます。
ボールが足元というか、後ろ気味になっていましたので、難しいキックだったと思いますが、右足で落ち着いて決めています。

今日の試合を振り返るとき、やはりゴールキーパーのカオイムヒン・ケレハーについて書かなければいけません。
特にファーストハーフは、再三ボックス外まで出て来てクリアをするシーンがあり、ディフェンスラインの裏を取られた際の火消し役を果たしていました。
さらに、ファーストハーフ最終盤には、この日スタメンに入ったコナー・ブラッドリーがPKを献上してしまいます。
この時点でのスコアは0-1であり、PKを決められれば同点。
しかし、カオイムヒン・ケレハーが見事にPKストップ!

カオイムヒン・ケレハーは、右に飛びましたがキッカーが選択したのは中央。
しかしカオイムヒン・ケレハーは、残した足で蹴り出し、ゴールを許しませんでした。
このPKストップは偶然ではなく、カオイムヒン・ケレハーは読みこそ外れたものの、しっかり足で反応をしていました。
全体を通じて安定していたし、今日の試合で最も輝いた1人だと私は思います。

今日、キャプテンのアームバンドを巻いたのはジョー・ゴメス。
大きな怪我を克服して帰って来た彼が、ゲームキャプテンを務めるのは感無量なものがあります。
イブラヒマ・コナテについては、随所に強さを発揮していたと思います。

個人的には、決して派手なプレイをしたわけではありませんが、セカンドハーフ冒頭からピッチに入った若手のタイラー・モートンが落ち着いていたと思います。
彼が入ったことで、カーティス・ジョーンズに自由度が増しましたね。
良いプレイヤーだと率直に感じました。

なお、リバプールはこの試合で3人の交代枠を使っています。

■46分:ナビ・ケイタ→タイラー・モートン
■65分:コスタス・ツィミカス→アンディ・ロバートソン
■86分:カーティス・ジョーンズ→ジョーダン・ヘンダーソン

今日のメンバーで90分間を戦い、3ゴール、クリーンシートはポジティブですね。
久しぶりにタキの笑顔も見られたし、良い朝を迎えることができました。
ファーストチームデビューとなったコナー・ブラッドリー、カイデ・ゴードンの18歳、16歳コンビもフル出場を果たしており、良い経験になったことでしょう。
16歳で90分間、リバプールのチームでプレイをするとは!
やはり、リバプールが勝利するというのは、嬉しいものです。

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