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ファン・ダイクが帰って来た歓びを語るジョエル・マティプ

Virgil van Dijk

昨シーズンのリバプールは、センターバックに負傷者が相次ぎ、非常に苦しい戦いを強いられました。
しかし今シーズンは、全員が元気であり、最終ラインからのフィードやビルドアップ面でも大きな違いが見られますね。
そのセンターバックの1人であるジョエル・マティプも好調です。

今一度、昨シーズンのことを思い出すと、センターバックではファン・ダイク、ジョエル・マティプ、ジョー・ゴメスが、シーズンアウトとなる怪我を負いました。
デヤン・ロブレンを放出していましたので、ファーストチームのセンターバックは壊滅。
ただ、ポジティブなこともありました。
チャンスが巡って来たナット・フィリップス、リース・ウィリアムズなどの成長です。

若手が成長した上で、ファン・ダイク、ジョエル・マティプ、ジョー・ゴメスが戻って来た。
さらにレッズは、新戦力としてライプツィヒからイブラヒマ・コナテを獲得しています。
充実のセンターバック陣だと言っていいでしょう。

今回は、ジョエル・マティプがファン・ダイクのこと、イブラヒマ・コナテのことを語っていますので、ちょっとだけ取り上げてみたいと思います。
ジョエル・マティプの言葉はLFCが取り上げており、その中で彼は、次のようなことを言っています。

Joel Matip
ファン・ダイクとまた一緒にプレイが出来るのは、私にとってすごく良いことだよ。
彼は、完成されたセンターバックだ。
彼は、ボールに対してとても落ち着いているし、ボールに対して本当に素晴らしいよ。
私達がプレイをするときに、彼はリーダーであり、その彼がいなかったのは寂しかった。
でも今、彼は戻って来たし、私達にとってとても良いことさ。
イボウ(コナテ)は、本当に良い感じで来ているよ。
ディフェンスにおいて、良好な関係性を持つことは、一般的には時間がかかるものなんだ。
彼がどのように反応するかを私が知るまでには時間が必要であると同時に、私がどう反応するかを彼は知って行くことになる。
私達は、一緒に多くのトレーニングが出来た。
新しいプレイヤーには、常に時間が必要だけど、彼は既に順調に来ているよ。
私達全員が、同じようにプレイをするわけではないし、それぞれで異なるものだ。
そのため、常にいくつかのちょっとした適応をする必要が生じて来る。
しかし、私達がどうプレイをするか、どのように守備をするかという考えは、常に同じだよ。
勿論、すべてのプレイヤーが異なるわけだから、どのプレイヤーにも、ちょっとした適応が必要なんだ。

Ibrahima Konate

今、ジョエル・マティプは、非常に状態がいいですね。
前へ!と押し上げる動きが顕著だし、縦にくさびを入れるパスもよく出しています。
現時点でいえば、ファン・ダイクとジョエル・マティプのコンビが、ユルゲン・クロップ監督のファーストチョイスなのだと思います。

ただ、イブラヒマ・コナテが持っている潜在的ポテンシャルに、私はおおいに期待をしています。
あの優れたフィジカルをもち、スピードがありますからね。
未完の大器という言葉がありますが、いずれイブラヒマ・コナテは、ぐーんと伸びて来るのではないか!
それが、私の期待するところです。
最終ラインが安定すれば、その波及効果は攻撃陣にも及びます。
万全の状態をキープして行きたいですね。

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