昨シーズンをもってリバプールとの契約が満了となり、パリ・サンジェルマンに新天地を求めたのがジョルジニオ・ワイナルドゥム。
ジニといえば、ユルゲン・クロップ監督からの信頼が厚く、常に欠かせないプレイヤーでした。
その稼働率たるや驚くべきものがあったのも事実です。
さて、フランスへ渡ったジニですが、現実は想像していたものとは違っていたようです。
リバプール時代には、ユルゲン・クロップ監督から重用されており、ほとんどの試合でスタメンでしたが、マウリシオ・ポチェッティーノ監督のプランでは主力とまでは見なされていない模様。
この現状について、ジニ自身が語っており、そのことをDailymailが取り上げています。
PSGにおけるすべての公式戦を通じて、ジニがピッチに立っていたのは502分だそうで、これはリバプール時代と比較になるものではありません。
私は思うのですが、プレイをするのは選手ですが、それをどう使うかは指揮官の役割。
この関係性が上手くフィットしたとき、選手にとってもチームにとっても好循環になるのだろうと。
今回紹介されている記事の中で、ジニが言っていることの一部には、こんな言葉がありました。
Gini Wijnaldum
自分が完全に幸せだとは言えない。
この状況は、私が望んでいたものではないからね。
しかし、それがフットボールであり、私はそれに対処することを学ぶ必要がある。
私はファイターなんだ。
ポジティブであり続け、事態を好転させるために、一生懸命努力しないとね。
ここ数年、私は沢山プレイをし、常にフィットして上手くやれていたよ。
何かが違うが、それに慣れる必要があるね。
私は、新しいステップを楽しみにしていたんだ。
それはこれからだが、とても難しいね。
ジニの出場機会が不足しているとは・・・。
レッズ時代では考えられないことです。
ただ、ジニも言っているように、それがフットボールというものなのかもしれません。
ユルゲン・クロップ監督には、その哲学があるように、ポチェッティーノ監督にも描いているプランがある。
ただ、ジニが旅立ってから、まだ約4ヶ月。
この先、ジニは幸せにやって行けるのか。
無責任な言い方を許してもらえるならば、PSGで使う予定がないのなら、ローンでもいいからレッズに寄こしてほしいですね。
ジニが傷心の中にあるなら、ファン・ダイクが大きな体でハグをすることでしょう。
キャプテンのヘンドも、そういうところは素晴らしいリーダーシップを持っていますし。
ジニが、幸せな道を見つけることを祈ります。