プレミアリーグ 試合日程・結果

ワトフォード対リバプール戦(プレミアリーグ第8節)の結果と感想


先ほど、プレミアリーグ第8節のワトフォード対リバプール戦が終了しました。
試合は、0-5のクリーンシートでリバプールが圧勝を飾っています。
実際、条件的には厳しい要素が多かったレッズですが、ものともしませんでした。

得点経過については、次のとおりです。

■9分:サディオ・マネ
■37分:ロベルト・フィルミーノ
■52分:ロベルト・フィルミーノ
■54分:モハメド・サラー
■90+1分:ロベルト・フィルミーノ

リバプールが誇るフロントスリーが爆発した試合となりました。

リバプールの先制点となったサディオ・マネのゴールは、右サイドからモハメド・サラーが左足のアウトにかけたグラウンダーのパスを供給。
走り込んで来たサディオが、ダイレクトの右足で鮮やかにゲットして見せます。

2点目、ロベルト・フィルミーノのゴールですが、ボビーとジェイムズ・ミルナーがダイレクトのパス交換でリズムを構築し、その中でサディオを使います。
サディオがドリブルで仕掛けるか!と思わせておいて巧みな縦パスを出し、再びボールはミルナーへ。
そのミルナーが入れたゴール前にピンポイントで入れたボールをボビーがフィニッシュしたものです。

さらにボビーは52分にもゴールを決めています。
これは、サディオが中央から左へと開き、アンディ・ロバートソンが低い弾道のクロスを提供。
それをボビーが押し込んでいます。

リバプールの4点目は、今日も魅せてくれましたモハメド・サラー!
ボビーからボールを受けたモーは、相手ディフェンダーをコロコロと転がすようにして翻弄し、左足で見事なシュート。
まるで、マンチェスター・シティ戦の再来か!と思わせるようなミラクル・ゴールでした。

だめ押しとなったボビーのゴールは90+1分に生まれます。
アレックス・オックスレイド=チェンバレンが右に開き、ボールを引き取ったネコ・ウィリアムズがボックス内へと仕掛けて行きながらのクロス。
それをしっかりボビーが合わせてゲット!
これでボビーは、ハットトリックを完成させました!

負傷者が続く中盤については、特に難しい状況でしたが、ベテランのジェイムズ・ミルナーが精力的にがんばっている姿が印象的に映りました。
あのパワー、あのエネルギーは、どこから沸いてくるのでしょうか。

ポゼッションで圧倒したリバプールですが、こういうときには得てしてゴールが遠いこともよくあります。
ただ、今日のリバプールは、どのゴールもレベルが高くスペシャルでした。
素晴らしいゴールラッシュだったと思います。

ちょっとマニアックかもしれませんが、私がニヤリとしたのは、相手がタッチライン際へ出した縦パスへのファン・ダイクの対応でした。
普通ならば、躯を入れてゴールキックを取るシーンでしたが、ファン・ダイクは軽くバックヘッドでピッチへ戻し、何事もなかったかのように味方にパスを繋いでいたのです。
テクニック・レベルも相当高いことを知らしめたシーンだったと思います。

これだけのゴールラッシュ、大差でしたので、あとはアトレティコ・マドリード戦へ向けて、交代カードをどう切るか?
ユルゲン・クロップ監督は、両サイドバックを休ませる選択をしましたね。
それはそれで筋が通った交代だったと私は思います。

ところで、ボビーがハットトリックを達成したことには触れましたが、今日のゴールでサディオはプレミアリーグ100ゴールを樹立!
さらにモーは、連続試合得点記録を更に伸ばしています。
リバプールのフロントスリーが爆発した試合。

代表戦明け、アウェイゲーム、ランチタイムキックオフと、難しい要素が多々あった中でしたが、リバプールは内容も良く、結果も最高のものを出しました。
グッジョブ!と言いたいと思います。
文末になりますが、リバプールが切った3人の交代カードをまとめて、この稿を閉じたいと思います。

■64分:アンディ・ロバートソン→コスタス・ツィミカス
■64分:トレント・アレクサンダー=アーノルド→アレックス・オックスレイド=チェンバレン
■83分:ジェイムズ・ミルナー→ネコ・ウィリアムズ

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