プレミアリーグ 試合日程・結果

リバプールがオールド・トラフォードでマンチェスター・ユナイテッドを粉砕!


先ほど、プレミアリーグ第9節のマンチェスター・ユナイテッド対リバプール戦が終了しました。
アウェイでも多くのゴールを量産しているリバプール。
オールド・トラフォードでも、その勢いは止まりませんでした。
試合は、0-5のクリーンシートで、リバプールが圧勝を飾っています!

多くのゴールが生まれたこの試合。
まず、得点経過からまとめてみたいと思います。

■5分:ナビ・ケイタ
■13分:ディオゴ・ジョタ
■38分:モハメド・サラー
■40+5分:モハメド・サラー
■50分:モハメド・サラー

先制点となったナビ・ケイタのゴールは、リバプールが後方からパスを繋ぎながらボールはモハメド・サラーへ。
モーが丁寧にナビ・ケイタにパスを出し、ボールを受けたナビ・ケイタは、落ち着いて右足のインサイドキックで決めています。

リバプールの2点目は、ディオゴ・ジョタが決めています。
左から入ったボールをナビ・ケイタが中央で粘ってキープし、右から上がって来たトレント・アレクサンダー=アーノルドに開きます。
トレントは低いクロスを供給し、そこへディオゴ・ジョタがスライディングをして押し込んだものです。

早い時間帯で2ゴールを奪ったリバプールは、攻撃の手を緩めません。
ここからが、モーのハットトリックショー!
まず38分のゴールですが、リバプールが素早いパス回しから右にポジションを取っていたナビ・ケイタへとボールが渡ります。
そのナビ・ケイタが低い弾道のクロスを入れ、モーがバシッと右足で合わせています。

モーにとっての2点目は、ファーストハーフの追加タイムに生まれます。
おそらくファーストハーフのラストプレイであり、ファールを受けたセットプレイでしたので、リバプールはボールをキープして終えるかと思いきや、ロベルト・フィルミーノやディオゴ・ジョタが絡むなど、多彩なパス回しをして相手を翻弄し、フィニッシュはモーが左足で綺麗にカーブをかけたグラウンダーのシュートを相手ゴールのイン側に決めきりました。

セカンドハーフ早々にも、モーはだめ押しゴールを決めています。
中盤でボールを持つポグバを挟み込んでボールを奪ったリバプールは、ジョーダン・ヘンダーソンが鮮やかなスルーパス。
抜け出したモーが、落ち着いて決めています。

これでモーは、10試合連続のゴール!という記録となり、オールド・トラフォードでハットトリックを達成!
歴史に名を刻みました。

私は、今回については、オールド・トラフォードでの試合は、マンチェスター・ユナイテッドにプレッシャーがあると申し上げて来ましたが、リバプールがプレイでも気持ちでも勝りましたね。
熟成されたチームが、強さを発揮した試合だったと思います。

今日の試合ですが、まずナビ・ケイタが非常に良い活躍をしていると思いながら、私は観戦をしていました。
0-5の大勝で、何も言うことはないのですが、ネガティブな材料としては、その活躍をしたナビ・ケイタが怪我を負っています。
いや、負わされています。

セカンドハーフ冒頭からピッチに入ったポグバが、両足を揃え、足裏を見せてのタックル。
ナビ・ケイタは、ストレッチャーでピッチ外に運び出されました。
ポグバとすれば、フラストレーションがたまっていたのだと思いますが、怪我をさせるプレイはやめてほしかった・・・。

リバプールは、中盤に負傷者が続いており、今日の試合では、ファーストハーフのうちに、ジェイムズ・ミルナーがハムストリングを痛めてピッチを後にしていました。
これで、ミリー、ケイタが使えない状態となり、復帰までどれくらいかかるかが気になります。

ただ、今日のナビ・ケイタは間違いなく良かった。
私は、そう思います。

センターバックでスタメン出場を果たしたイブラヒマ・コナテについても触れておきたいと思います。
試合の立ち上がりから、ヘッドで繋ぐ姿勢など、落ち着いていて丁寧なプレイが目立っていました。
スピードでも負けないし、今日のクリーンシートで、自信がついたのではないでしょうか。
ウィンガーと競い合っても負けないスピードや空中戦の強さは武器だし、今後も起用される機会が増えそうです。

5ゴールを決め、ポグバがケイタに行ったプレイでレッドカードを出されましたので、リバプールは数的優位にもなり、慌ててプレイをする必要性はなくなった。
終盤は、ボールをキープして、隙あらばカウンター!という狙いは明確でした。
あのボールまわしは、マンチェスター・ユナイテッドからすれば屈辱だったことでしょう。

ミリーとケイタが怪我をしましたので、カーティス・ジョーンズ、アレックス・オックスレイド=チェンバレンに係る期待が高まって来そうだし、チアゴの復帰がいつになるかも気になります。
また、南野拓実を一列下げたポジションでプレイさせられないか。
それは、今後もタキがアピールをしてチャンスをつかみたいですね。

この試合で、リバプールは3人の交代枠を使っています。
そのうち2枚が怪我による交代だったことは心配ですが、そちらをまとめて、この稿を閉じたいと思います。

■26分:ジェイムズ・ミルナー→カーティス・ジョーンズ
■63分:ナビ・ケイタ→アレックス・オックスレイド=チェンバレン
■76分:ロベルト・フィルミーノ→サディオ・マネ

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