国内カップ戦

プレストン・ノースエンド対リバプール戦の結果と感想


先ほど、カラバオカップ4回戦、プレストン・ノースエンド対リバプール戦が終了しました。
アウェイでの試合でしたが、0-2のスコアのクリーンシートでリバプールが勝利を飾りました。
これでリバプールは、カラバオカップでネクスト・ラウンド進出を決めています。

得点経過については、次のとおりです。

■62分:南野拓実
■84分:ディボック・オリギ

今日も先制ゴールを決めたのはタキで、ハーフウェイラインの位置から右にいたネコ・ウィリアムズにロング・パスが通ります。
ボールを受けたネコは、縦に仕掛けてクロス。
ゴール前に入って来たタキが、浮いたボールを左足のアウトで押し込んだものです。

追加点となったディボック・オリギのゴールですが、左からコスタス・ツィミカスがクロス。
ネコ・ウィリアムズがシュートを放ち、ゴールバーに当たって跳ね返って来たところをディボック・オリギが難しい体制からヒールで決めています。
オリギのシュートは、躯の後ろにボールが来ていましたので、かなり難しいものだったと思いますが、柔軟なテクニックがあるところを示してくれました。

個々のプレイヤーを見ると、アレックス・オックスレイド=チェンバレンのコンディションが上がって来たように感じました。
動きがシャープだったし、ドリブルも切れていました。
ただ、前線が窮屈でスペースがなく、もしゴールチャンスが生まれるならば、コスタス・ツィミカスからのクロスが最も可能性があると、私は思いながら試合を観ていました。

そんな中、2ゴールともにネコが絡みましたね。
ツィミカスも、2ゴール目を演出するプレイを見せてくれました。

格下という言葉は、私は好きではありませんが、下部リーグのチームの場合、データも不足しているし、ファーストハーフは特に難しかったと思います。
それでも、カップ戦ですから勝利することが一番重要ですね。

また、クリーンシートもポジティブですが、ファーストハーフにはリバプールにとって危険なシーンもありました。
ここは、アドリアンがファインセーブを見せ、ゴールマウスを死守しました。

今日の試合では、タイラー・モートンとハーヴェイ・ブレアがスタメンに抜擢されましたが、良い経験になったことでしょう。
また、リバプールは選手交代でも若手を投入しており、経験を積ませることが出来ました。

繰り返しになりますが、カップ戦は勝ち上がることがすべて。
ずっとアウェイの試合が続いていたリバプールですが、次はアンフィールドへ帰ることができます。
この勝利で、勢いを持続したまま週末へ向かえますね。

文末になりましたが、リバプールの交代カードをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
■46分:ジョエル・マティプ→ナット・フィリップス
■55分:ハーヴェイ・ブレア→コナー・ブラッドリー
■90+1分:カーティス・ジョーンズ→オーウェン・ベック
■90+1分:アレックス・オックスレイド=チェンバレン→エライジャ・ディクソン=ボナー

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