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シーズン無敗を継続するリバプール!


2021-2022シーズンがスタートし、いまだリバプールは公式戦無敗!
プレミアという世界一厳しいリーグで戦いつつ、チャンピオンズリーグ、カラバオカップと多くの試合が開催されている中、言うことのない戦績だと思います。
昨シーズンは、センターバックに負傷者が相次いだリバプールですが、ファン・ダイクを筆頭に主力が帰って来た効果は、間違いなく出ていると言えそうですね。

プレミアリーグでは、3試合のドローこそあれど、内容的には決して悪くはなかった。
リバプールが引き分けたのは、チェルシー、マンチェスター・シティ、ブレントフォード戦ですが、チェルシーとマンチェスター・シティは、今シーズンの優勝候補であり、内容面ではリバプールが勝る時間帯が確実にあった。
ブレントフォードに関しては、他の試合を観ても、今の状態は非常に優れていますね。
3つのドローで落とした勝ち点はありますが、決して悲観するものではないし、チーム状態の良さが確実に見て取れます。

チャンピオンズリーグに関しては、死の組と騒がれた強豪ひしめくグループに入ったリバプール。
しかし、対戦が一巡してみれば、3戦3勝です。
しっかりゴールを奪えていることも大きいですね。
ホームでもアウェイでも勝っていることは、非常に心強いものがあります。

また、例年カラバオカップでは早い段階で姿を消していたリバプールですが、今シーズンは主力を休ませつつも若手の奮闘や南野拓実、ディボック・オリギの活躍などで準々決勝進出を決めています。
国内カップ戦の位置づけは難しいものの、やはり公式戦ですから、勝てば当然波に乗れる。
タキ、オリギともにアピールをしたいだろうし、その場が拡がっていることは歓迎すべきことにように思います。

さらに、リバプールの勢いを決定づけたのは、オールド・トラフォードへ乗り込んでのマンチェスター・ユナイテッド戦!
リバプールは敵地で0-5と歴史的な圧勝を遂げています。
今シーズンのリバプールは、点を獲るべき人が獲っており、それもポジティブな要素かと思います。

リバプールに、まったく不安がなかったわけではありません。
今シーズンは、中盤に負傷者が続いていますね。
若手としてスタメンに抜擢されたハーヴェイ・エリオットの怪我にはじまり、チアゴも長期離脱中です。
その他にも、ジェイムズ・ミルナーやナビ・ケイタの怪我もあった。

それでも勝ち続けるレッズ。
出場するプレイヤーが変わっても、ユルゲン・クロップ監督の哲学が全員に浸透した結果のように私には思えます。
あと、どうしても書きたいのは、最終ラインが盤石になったリバプールは強い!ということですね。
これは、守備面だけではなく、攻撃面にも良い影響を与えていることは明らか。

夏の移籍市場では、イブラヒマ・コナテだけの補強に留まったリバプールですが、大型補強を行ったマンチェスター・ユナイテッドを崩壊させた。
チームの熟成が明らかだと思うのです。
今後も負傷者を出さないように、出来る限りのことをして、史上最強のリバプールを具現してほしいと思います。

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